シンガポールの人気スイーツ店で本当に食べるべきものはこれ!!
食のパラダイス、シンガポールはスイーツ店も充実しており、たくさんの日本のメディアに取り上げらるお店も多いですが、日本ではローカルの人たちに好まれているものと異なるものが紹介されることもあります。せっかくのシンガポール、地元の人と同じ楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか?
名物はかき氷だけじゃない⁉ ローカルスイーツを試して欲しい味香園甜品
「かき氷の名店」として多くの日本のメディアで紹介されている、チャイナタウンに本店のあるスイーツ店「味香園甜品(Mei Heong Yuen)」。細かくフワフワに削られた氷が山のように豪勢に盛り付けられたかき氷は見栄えがするので、日本のテレビ番組等でシンガポールが紹介される時によく登場します。
しかし、店内を見回すと、かき氷を食べているのはほとんどが日本人客。ではローカルは何を食べているのかというと、「トンスイ」。トンスイは漢字で「糖水」と書き、汁物デザートの総称です。
ローカルは、下の写真の上側の、トンスイデザートの一種である「ピーナッツペースト」(3.50シンガポールドル、約300円)や、「ブラックセサミペースト」(3.50シンガポールドル、約300円)などを目的に味香園に来る人が多い様子。
ペースト系のトンスイは、器にドロッとしたペーストが入っているだけで具材はなし。凝ったデザートを食べ慣れている日本人には、一瞬、「これだけ?」と思えてしまうかも知れません。
しかし、素材を生かしてよく練られたペーストはスムースでクリーミー、甘過ぎずあっさりしており、さすがローカルに愛されているだけあって、ハマってしまう味です。
トンスイには具の入ったものもあり、その中で特におすすめは、上の写真下側の「マンゴポメロサゴ」(5シンガポールドル、約400円)。ココナッツミルク、ミルク、オレンジジュースを混ぜたものに、タピオカに似たサゴと、優しくさわやかな柑橘系フルーツ、ポメロの粒、そして甘くて柔らかい完熟マンゴーがゴロゴロ入っています。味香園のものは特にマンゴーピューレがたっぷり加えられているようで、クリーミーでマンゴーの味が強め。
とはいえ、かき氷だってもちろん食べる価値はあります! 特に、パームシュガー、ココナッツミルク、小豆、米粉のゼリーを使った伝統的なスウィーツ「チェンドル」をかき氷スタイルにしたもの(写真右 6.50シンガポールドル、約550円)や、日本では滅多に食べられない、さわやかであっさりとした酸味が魅力の南国フルーツ、サワーソップ味のもの(写真左 5.50シンガポールドル、約450円)などは、シンガポールならではでおすすめです。
味香園甜品(Mei Heong Yuen)
公式サイト(英語):http://www.meiheongyuendessert.com.sg/
本店住所:67 Temple St, 058611
本店営業時間: 火曜日 – 日曜日 12:00 – 21:30 月曜日定休
支店情報はHPにて:http://www.meiheongyuendessert.com.sg/index.php/location
お土産だけじゃない! 現地でしか食べられないお菓子も豊富なブンガワンソロ
ローカル菓子のチェーン店ブンガワンソロは、きれいな化粧箱に入ったクッキー類やパイナップルタルトなどが売られており、日本のガイドブックなどでお土産の購入に最適なお店としてよく取り上げられます。
確かに、甘過ぎず品の良い味のクッキー類はお土産にぴったり。しかし、ブンガワンソロに売っているのはそれだけではないのです!
保存がきかないためお土産には適さないものの、ココナッツ風味のういろうのような食感の「クエラピス」、パームシュガーのシロップにつけたココナッツを薄いクレープで包んだ「クエダダ」、シンプルなタピオカの餅にココナッツをまぶした「オンゴルウビ」など、ローカルに愛される生菓子が20種類以上と豊富にあり、色々なものが楽しめます。
シンガポールの伝統生菓子はベースがタピオカ粉やもち米粉でモチモチした食感で、風味付けにココナッツ、パームシュガー、そしてパンダンという葉などが使われているものが多いです。
パームシュガーは加減を間違うととても甘くなってしまいますが、ブンガワンソロのものは甘さ控えめの上品な味で食べやすいのが特徴です。
伝統生菓子はほとんどがバラ売りで1つ 1シンガポールドルちょっと(約80円)とお手頃なので、ブンガワンソロを訪れたら、シンガポールに来ないと食べられない生菓子も買ってみてはいかがでしょう。
Bengawan Solo
公式サイト(英語): http://www.bengawansolo.com.sg/
支店情報はHPにて: http://www.bengawansolo.com.sg/outlets.aspx
あなどるなかれ! 移動式屋台のアイスクリームは美味しいローカルパンにはさんで!
シンガポールで昔から変わらず愛されているのが、街のあちこちで見かける移動式屋台のアイスクリーム。1つ1.50シンガポールドル(約100円)前後という手軽な価格も手伝ってか、アイスクリーム屋台のあるところは入れ替わり立ち代わり買いに来る人の姿が見られる人気ぶりです。
屋台で売っているアイスクリームは、ストロベリー、チョコチップなどの定番に加え、ドリアン、ヤム芋など南国らしいものもあり、どれも素朴な感じ。それを、トーストやワッフルにはさむか、カップに入れるか、好みで選べます。
おすすめはトーストにはさむ食べ方。このトースト、ほとんどの屋台が昔ながらのローカルベーカリーで焼かれたものを使っています。これがほんのり甘く、モチモチと柔らかく、どこかノスタルジックな感じがして、それだけで食べても美味しいんです!
この昔ながらのベーカリーのパンは、ほとんどがコーヒーショップやアイスクリーム屋台などに販売されているため、小売で買えるところは数えるほどしかありません。アイスクリーム屋台はこのローカルベーカリーのパンを味わえる貴重な場所でもあるのです。
アイスクリーム屋台は、オーチャードロードの南側に沿っていくつか出ており、観光で来られる方も目にすることがあると思います。他にもシンガポールのあちこちに出ているので、街を歩いていて見かけたら是非お試しを!
日本で数ヶ月待ちのティラミスヒーロー、シンガポールなら即買える!
日本では数ヶ月待ちのオンライン注文か、期間限定の出店先でしか購入できない人気店「ティラミスヒーロー」のティラミスは、シンガポールの本店であれば、並ぶことなく購入できます!
しかも本店では、日本では売っていない「レモンラベンダー」、「オレオ」、そして珍しい、オランダやベルギーのクッキー「スペクルース」味など、フレーバーの種類が豊富! アルコールを全く使用していないものが多いのですが、ベイリーズ、はちみつ焼酎などアルコールの入った変わり種もたくさんあり、大人も子供も楽しめるラインナップとなっています。
本店はカフェになっているので、その場で食べることも可能です。いつもあるとは限らないのですが、上の写真に写っている標準サイズの「ママヒーロー」だけでなく、「ミニヒーロー」という小さなサイズのティラミスがある時も! 色々な味が試してみたい方は是非。
また、本店では、ティラミスヒーローのキャラクターであるサー・アントニオのオリジナルグッズが販売されていて、サー・アントニオの顔のコーヒーカップやトートバッグ、ピンバッジ、折りたたみ傘などかわいいものがたくさん! ティラミスはお土産にできませんが、サー・アントニオのグッズなら、旅の思い出に持ち帰ることができます。
The Tiramisu Hero Café
公式サイト(英語): https://thetiramisuhero.com/
営業時間: 11:00 – 22:00
住所: 121 Tyrwhitt Road, 207548
移民国家シンガポールの食文化は奥が深いです。スイーツもしかりで、楽しみ方はたくさん。シンガポールへお越しの際は、目いっぱい試してみてくださいね!
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