投稿者 : 百合 村上、投稿日 2019 年 6月13日

オーガニックや和食も! ロンドン発のファストフード店5選

イギリスには日本未上陸の人気ファストフード店がいっぱい! しかもどれも侮れないおいしさです。サンドイッチやハンバーガー、お寿司など、ロンドンで誕生したおすすめファストフードチェーン5つをご紹介します。

イギリスのファストフードにはどんなものがある?

イギリスのファストフード

ファストフードと聞いてまず思い浮かべるのはハンバーガーではないでしょうか? イギリス発のハンバーガーチェーンはグルメ・バーガー・キッチン(Gourmet Burger Kitchen)やバイロン(Byron)などいくつもあり、アメリカ発のファイブ・ガイズ(Five Guys)やシェイク・シャック(Shake Shack)などの人気チェーン店としのぎを削っています。今回はとくにおすすめのロンドン発のバーガー店2軒をご紹介します。

そしてもちろん、イギリスらしくサンドイッチをメインに据えたファストフード店も多数。その他、オーガニックを売りにしたところや、中東系などのエスニック料理のファストフード店など、幅広い料理が手軽に楽しめます。日本人には嬉しいことに、イギリス発の和食ファストフードチェーンもあって人気を集めています。「海外まで来てファストフード?」などと思わずに、実は粒ぞろいのイギリスのファストフードをどうぞお楽しみください。

イギリスのファストフード、どれを試すべき?

いろいろあって迷ってしまう方のために、以下に、ロンドン発のファストフードチェーンを5つおすすめします。それぞれの発祥エリアにある店舗をご紹介していますので、「ここで生まれたんだ!」という雰囲気と共にお楽しみください。

①ブリクストン発の「オネスト・バーガーズ」でロックなおいしさに浸る

オネスト・バーガーズ

オネスト・バーガーズ、ブリクストン店

まずはハンバーガーの個人的なおすすめ店から! 南ロンドンにあるブリクストンにはカリブ系の移民が驚くほど多く、歌手のデヴィッド・ボウイの生誕地でもあってロックな活気にあふれています。ここのマーケットで2010年に生まれた「オネスト・バーガーズ」はまたたく間にローカルの人気を獲得し、現在ロンドン以外の店舗も含めて32店を展開中。

Honest Burgers, Brixton

代表メニューの「オネスト(Honest)」は完璧な焼き加減のビーフパティと赤玉ねぎの付け合わせ、スモークベーコン、チェダーチーズ、レタスを挟んだもの。ピクルスにローズマリー風味のフライドポテトもついてきます。辛いものがお好きな方は1号店限定メニューの「ブリクストン(Brixton)」に挑戦しても。カリブ系のスパイスをまぶしたビーフパティとグリルしたパイナップル、タマリンド風味のマヨネーズなどが使われ、まさにブリクストンらしさが満載!

オネスト・バーガーズ、ブリクストン店(Honest Burgers, Brixton)
公式サイト(英語):https://www.honestburgers.co.uk/
営業時間:11:30~22:30(月~16:00、日~22:00)
定休日:なし
電話番号:020 7733 7963
住所:Unit 12, Brixton Village, London SW9 8PR
価格:オネスト・バーガー(ポテト付き)11.50ポンド、ブリクストン・バーガー(ポテト付き)12.50ポンド、コールスロー3.50ポンド、ミント・レモネード3ポンド
最寄り駅:ブリクストン駅(Brixton Station)

②メリルボーン発の「パティー&バン」でイギリス産食材を満喫

パティー&バン

パティー&バン、ジェームズ・ストリート店

お次はロンドン中心部の高級エリア、メリルボーンで2012年に生まれた「パティー&バン」。この1号店ができたエリアはかつてはナイトクラブがひしめいていましたが、今は日本料理店も含めたお洒落なレストランが集まる通りへと生まれ変わりました。イギリス産食材にこだわった「パティー&バン」へ来るのは流行に敏感な若者が中心。現在、ロンドンを中心に9店舗あります。

Patty and Bun, James St

若者に大人気とあって、ここのバーガーはまさにがっつり系! 「アリ・ゴールド・チーズバーガー(Ari Gold Cheeseburger)」には、ビーフパティとチーズ、レタス、トマト、玉ねぎの酢漬け、ケチャップ、特製マヨネーズという定番の具が挟まれています。チップス(フライドポテト)はローズマリー&塩味と、ローストチキンマヨ添えの2種類があって別に注文します。全体的に味が濃いめなので、ソーダやビールとの相性も抜群です。

パティー&バン、ジェームズ・ストリート店(Patty and Bun, James St)
公式サイト(英語):https://www.pattyandbun.co.uk/
営業時間:11:30~22:30(日~22:00)
定休日:なし
電話番号:020 7487 3188
住所:54 James Street, London, W1U 1HE
価格:アリ・ゴールド・チーズバーガー8.75ポンド、チップス(ローズマリー&塩)3ポンド、ホームメイドソーダ各種2.50ポンド
最寄り駅:ボンド・ストリート駅(Bond Street Station)

③ウェストミンスター発の「プレタ・マンジェ」でお洒落なサンドイッチを頬張る

プレタ・マンジェ

プレタ・マンジェ、ヴィクトリア・ストリート95店

イギリスを訪れたら絶対に目にするであろうファストフード店が「プレタ・マンジェ」。フランスやアメリカ、香港、シンガポールなどにも進出し、450店舗以上を有している一大チェーンです。1986年にこのサンドイッチチェーン店が生まれたのは、ビッグベンやバッキンガム宮殿のあるウェストミンスター。会社員が仕事の合間にコーヒーやサンドイッチを食べながらくつろぐ、そんな雰囲気の程よく洗練されたカフェです。

Pret a Manger, Victoria Street 95

メニューはサンドイッチやホットサンド、サラダなどで、どれもはずれのないおいしさ。オーガニックにこだわったコーヒーや、寒い時期にはありがたいスープも絶品ですので、歩き疲れたらぜひ気軽に立ち寄ってお好きなメニューをお試しください。ロンドンっ子気分が味わえるはず! ちなみにロンドンっ子の定番ランチはサンドイッチとクリスプス(ポテトチップス)の小袋に飲み物です。

プレタ・マンジェ、ヴィクトリア・ストリート95店(Pret a Manger, Victoria Street 95)
公式サイト(英語):https://www.pret.co.uk/en-gb
営業時間:月~金6:00~21:30、土7:00~20:00、日7:30~19:30
定休日:なし
電話番号:020 7222 6293
住所:93-95 Victoria St, Westminster, London SW1H 0HW
価格:マチュア・チェダー&プレット・ピックル・サンドイッチ3.10ポンド、クリスプス小袋0.99ポンド、紅茶1.90ポンド
最寄り駅:ヴィクトリア駅(Victoria Station)

④チェルシー発の「イツ」でイギリス生まれの和食にトライ!

イツ

イツ、キングス・ロード47店

イギリスには実はイギリス人の経営する和食レストランがいっぱい。リーズナブルにお寿司などが楽しめるファストフード店「イツ」もロンドンっ子なら誰もが知る人気チェーンです。1997年に第1号店がお目見えしたのは西ロンドンにある高級住宅街のチェルシー。現在はロンドンを中心に75以上の店舗を有し、ニューヨークにも進出を果たしています。店内にはヘルシーさを求める女性の姿が多めです。

ITSU, Kings Road 47

日本の本格的なお寿司と比べてしまうと不満に感じるかもしれませんが、「これがイギリスのお寿司!」という目線で見れば新鮮で楽しめると思います。お寿司と餃子が一緒になったパックや「ZEN」という名前のミネラルウォーターなど、日本ではちょっとないかも⁉ という発想にどうぞ出会ってみてください。

イツ、キングス・ロード47店(ITSU, Kings Road 47)
公式サイト(英語):https://www.itsu.com/
営業時間:10:00(日11:00)~22:00
定休日:なし
電話番号:020 3758 4157
住所:47 Kings Road, London SW3 4NB
価格:スーパー・サーモン・ライト5.99ポンド、ミソスープ0.99ポンド(食事と共に注文した場合。単品では1.99ポンド)、ジンジャーロー(ショウガフレーバーのスパークリングウォーター)1.75ポンド
最寄り駅:スローン・スクエア駅(Sloane Square Station)

⑤カーナビー・ストリート発の「レオン」でサステナビリティに配慮したグルメを

レオン

レオン、カーナビー・ストリート店

最後にご紹介するのは、2004年にロンドン中心部のカーナビー・ストリートで誕生した「レオン」。リバティ・ロンドン近くの、お洒落なショップやレストランがひしめき合うエリアです。「レオン」は現在60近くの店舗を有しており、オランダやノルウェー、アメリカなどの海外にも拡大中。環境に優しい経営を行い、中東や南米、アジアなどの料理をイギリス人が食べやすいよう工夫して販売しています。

LEON, Carnaby Street

看板メニューはモロッコ風ミートボールのボックスセット(Moroccan Meatball Hot Box)。お弁当のような箱に、牛肉のミートボールのトマト煮と玄米、コールスローが詰められています。刻んだパセリとミントの風味も良く、日本人の口に合う味。同様に、チキンサテやマサラカレーとごはんのセットや、バーガー類、ラップ類など、さまざまなメニューがありますが、どれもとてもおいしいです。

レオン、カーナビー・ストリート店(LEON, Carnaby Street)
公式サイト(英語):https://leon.co/
営業時間:月~木7:00~22:00、金7:00~23:00、土8:30~23:00、日9:30~20:00
定休日:なし
電話番号:020 7734 8057
住所:35 Great Marlborough St, Soho, London W1F 7JE
価格:ミートボール・ホット・ボックス6.95ポンド、レモネード1.85ポンド
最寄り駅:オックスフォード・サーカス駅(Oxford Circus Station)

気になるお店は見つかりましたか? ロンドンっ子も頻繁に利用しているイギリス系ファストフード店。観光旅行の際、休憩やお食事に気軽に訪れて、各店の雰囲気や多彩なメニューをお楽しみください!

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