アムステルダムの主要な観光スポットとグルメを1日で制覇!
見どころもおいしいものもいっぱいのアムステルダム。どこから訪れようか迷ってしまう人も多いはず。そこで、必見の観光スポットとグルメを満喫できる1日モデルコースをご紹介します。アムステルダムでトランジット予定の方も1日滞在して、この素晴らしい都市を楽しんでみては?
アムステルダムの魅力って? 注意点は?
運河の多い美しい街アムステルダムには、日本人にファンの多いゴッホの名作がまとめて鑑賞できるゴッホ美術館や、世界中に感動をもたらしたアンネ・フランクの暮らした家など、一生に一度は訪れたい観光スポットがいっぱい。オランダらしいグルメを気軽に楽しめるレストランもそこここに見られます。
また、自由な気風の人が多いオランダの中でも、アムステルダムはとくにのびのびとした雰囲気が強く感じられます。LGBTを支援するレインボーフラッグを掲げるお店も多く、のんびりと羽を伸ばしたい人はきっと気に入るはず。一方で、大麻が合法化されているショップがあるなど、日本人の感覚からするとちょっと驚くような側面も。人の多い通りや大通りを歩いていれば安心です。
もう1つ注意したいのが靴。デコボコした道が多いので、ハイヒールは避けてスニーカーなどを選びましょう。
そして、アムステルダムは1日のうちに天気が変わりやすい都市なので、屋内中心のルートを組んでおくのが正解! 晴天でも雨天でもアムステルダムを満喫できる1日コースを以下にご紹介します。
雨天でもOK! アムステルダムの必見スポット&グルメを楽しむ1日コース
朝10時:歴史あるアムステルダム中央駅から出発!
アムステルダム・スキポール空港からアムステルダム中央駅へは列車でわずか15分。東京駅と姉妹駅でもあるこの美しい駅は、後で登場するアムステルダム国立美術館を手掛けた建築家カイペルスとファン・ゲントが設計し、1889年に開業したものです。ここを起点として1日観光を始めましょう!
10時15分~30分:朝食代わりに、オランダならではのハーリングに舌鼓
まずはオランダ名物のハーリング(生ニシンを塩漬けにしたもの)を賞味。フレンドリーな店主が丁寧に説明してくれる、とっても感じの良いお店です。とろけるような食感のニシンに、刻み玉ねぎとピクルスがベストマッチ。
オランダ国旗のついた可愛いつまようじでいただきます。おなかがしっかり空いている方なら「サンドイッチにして」と注文するとコッペパンに挟んでくれます。
ロブ・ウィグボルデス鮮魚店(Rob Wigboldus Vishandel)
休日:なし
営業時間:8:00~17:00
電話番号:020 626 3388
住所:Zoutsteeg 6, 1012 LX Amsterdam
価格:ハーリング単品2.50ユーロ、ハーリング・サンドイッチ3ユーロ
10時35分~10時50分:ダム広場と王宮で記念写真
魚屋さんを出てすぐのところにあるのが、“アムステルダム”の語源ともなった、まさにこの都市のヘソと言えるダム広場。ホットドッグ屋台や大道芸人などもいて、観光客や地元っ子で常に賑わっています。その広場に立つ王宮は1648年に建設されたもので、もともとは市庁舎として長年使われてきたのですが1808年から王宮としての役割を担っています。内部の見学もできますが、今回は記念撮影だけをして次のスポットに進みましょう。
王宮(Royal Palace)
公式サイト(英語):https://www.paleisamsterdam.nl/en/
休館日:公式行事によって不定期に閉館日あり
開館時間:10:00~17:00
電話番号:020 522 6161
住所:Nieuwezijds Voorburgwal 147, 1012 RJ Amsterdam
入場料:10ユーロ
11時~12時半:個人的に絶対に訪れてほしい場所! アンネ・フランクの家
「アムステルダムに来たら必ず見てほしい!!」と思うのがこのスポット。『アンネの日記』で知られるユダヤ系ドイツ人のアンネ・フランクが息をひそめるようにして暮らしたのが、まさにこのマンションなのです。日本語のオーディオガイドもあり、当時の状況をアンネや支援者たちの視点から余すことなく学ぶことができます。
なお、公式ウェブサイトからのオンライン予約が必須です。2か月前からチケットが販売されますが、いっぱいになってしまっていても時々追加チケットが出てくるので、あきらめずに何度もチェックしてみてください。
アンネ・フランクの家(Anne Frank House)
公式サイト(英語):https://www.annefrank.org/en/
休館日:なし
開館時間:4月~10月9:00~22:00、11月~3月9:00~19:00(土曜~21:00)
電話番号:020 556 71 05
住所:Westermarkt 20, 1016 DK Amsterdam
入館料:10ユーロ
12時40分~13時20分:甘いのもしょっぱいのもアリのパンケーキ屋でランチ
昼食は市内に何店舗もある有名なパンケーキ専門レストランで。アンネ・フランクの家の前にも大きな店舗がありますので、お好きな店舗をお選びください。こちらはこぢんまりとした佇まい。
チーズやベーコンなどを使ったおかず系パンケーキと、フルーツやクリームなどを楽しめるスイーツ系パンケーキ、あわせて30種類以上があります。迷ってしまった人は、写真のベーコンとりんごのパンケーキならどちらのテイストも楽しめますよ。
卓上のシロップをお好きなだけかけて召し上がれ!
パンケークス・アムステルダム・ネーヘン・ストラーチェス(Pancakes Amsterdam Negen Straatjes)
公式サイト(英語):https://pancakes.amsterdam/
定休日:なし
営業時間:9:00~18:00
電話番号:020 820 4461
住所:Berenstraat 38, 1016 GH Amsterdam
価格:ベーコン・アップル・パンケーキ9.80ユーロ、フレッシュミントティー3ユーロ
13時半~13時45分:チーズ専門店でオランダ産のチーズを購入
チーズといえばフランスやスイス…というイメージの方も多いかもしれませんが、実はオランダ産チーズはヨーロッパで大人気!密封されたものならにおいも気にならないので、ぜひ日本に持ち帰ってみてください。
おすすめはクミンやハーブなどの入ったハード系チーズで、ビールのおつまみや、スライサーで削ってサンドイッチの具にしても。お値段はチーズの種類やサイズによりますがだいたい1パック8ユーロほど。
デ・カアスカマー(De Kaaskamer)
公式サイト(英語):https://www.kaaskamer.nl/
定休日:なし
営業時間:月曜9:00~18:00、火曜~金曜9:00~18:00、土曜9:00~17:00、日曜12:00~17:00
電話番号:020 623 3483
住所:Runstraat 7, 1016 GJ Amsterdam
14時~15時20分:アムステルダム国立美術館で『夜警』を鑑賞
美術ファンなら外したくないのがこの大型美術館。レンブラントの『夜警』や『自画像』を筆頭に、フェルメールの『牛乳を注ぐ女』など、中世から20世紀までの名作がずらり! 有名作品は2階に集中しています。当日券も購入可能ですが、長蛇の列になることが多いのでチケットは事前のオンライン購入をおすすめします。
アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)
公式サイト(英語):https://www.rijksmuseum.nl/jp/general-information-japanese
休館日:なし
開館時間:9:00~17:00
電話番号:020 662 1440
住所:Museumplein/Museumstraat 1, 1071 CJ Amsterdam
入館料:17.50ユーロ
15時半~16時半:ゴッホ美術館でゴッホの日本愛に触れる
もう1つの必見スポットがゴッホ美術館。初期の写実的な作品から、有名すぎるほどに有名な『ひまわり』や『ファン・ゴッホの寝室』まで、胸を打つ名品がそろいます。ゴッホは日本の版画に大いにインスピレーションを受けたと言われるだけあり、その素晴らしい浮世絵コレクションもこの美術館の見どころの1つ。日本のアートが世界の巨匠にこれほどまでに愛されていたことに驚かれる方も多いはずです。チケットのオンライン予約が必須。
ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)
公式サイト(英語):https://www.vangoghmuseum.nl/ja/visitor-information-japanese
休館日:なし
開館時間:時期によって異なる。2018年11月5日~12月23日9:00~17:00(金曜~21:00)、2018年12月24日~2019年1月6日9:00~19:00(金曜~21:00)など
電話番号:020 570 5200
住所:Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam
入館料:18ユーロ(マルチメディア料金込みの場合は23ユーロ)
16時50分~17時10分:オランダらしいチューリップの球根などが並ぶ花市場
少し歩いて、1862年に始まった歴史ある花市場へ。花や苗のほか、いかにもオランダらしいチューリップの球根もたくさん売られていますが、日本に持ち帰る場合にはオランダの検査証明書を添付し、日本の空港で検疫を受ける必要があるので、手続きが面倒な方は購入は避けた方がベター。他のお土産品もたくさん売られていますのでそちらをチェックしましょう。
花市場(Bloemenmarkt)
定休日:なし
営業時間:9:00(日曜11:00)~17:30
住所:Singel, 1012 DH Amsterdam
17時半~18時10分:大きさもおいしさも抜群のミートボールでお腹いっぱい
駅方面に向かいましょう。たくさん歩いたご褒美に、オランダ名物でもあるとびきりおいしいミートボールを召し上がれ。
マッシュポテトは色鮮やかなビーツ入り、酸味のあるザウワークラウト入りなど、さまざまな種類があるのでお好みのものを。アツアツの巨大ミートボールととろけるようなマッシュポテトにたっぷりのグレービーをかけていただけば、素朴ながらも極上のおいしさ。「またこの都市に戻ってきたい!」と思われることでしょう。フレンドリーなサービスも◎。
ミスター・ミートボール(Mister Meatball)
公式サイト(英語):http://www.mistermeatball.nl/en/
定休日:なし
営業時間:日曜~木曜14:00~20:00、金曜~土曜13:00~21:00
電話番号:020 304 4520
住所:Nieuwe brugsteeg 21, Amsterdam 1012AG
価格:グランドマザーズ・ミートボールとマッシュポテトのセット10ユーロ
18時20分~18時45分:エキナカでオランダコスメなどのショッピング
まだお土産が買い足りない方は、アムステルダム中央駅に戻り、改札を入る前の左手のゾーンにあるショッピング街でお買い物をどうぞ。おすすめは日本未上陸のオランダの人気コスメショップ「リチュアルズ」。日本の桜の香りなど、エキゾチックな香りのボディローションやハンドクリームが多数販売されています。男性向けの製品もあります。
リチュアルズ・アムステルダム中央駅店(Rituals Amsterdam CS)
公式サイト(英語):https://www.rituals.com/en-nl/home
定休日:なし
営業時間:8:00(土曜、日曜9:00)~21:00(木曜~22:00、日曜~20:00)
電話番号:063 046 4275
住所:Stationsplein 41B/C, 1012 AB Amsterdam
価格:シャンプー70ml入り4ユーロ、ハンドローション8ユーロなど
19時:アムステルダム駅から移動、またはアムステルダム泊
トランジットでアムステルダムに寄られた方はスキポール空港へ、オランダ他都市などへ移動される方はその都市行きの列車へ。もちろんアムステルダムに宿泊し、その他の見どころを楽しまれるのも良いでしょう。
いかがでしたか? オランダ最大の都市であるアムステルダムはとても国際的な都市。お店の人も観光客慣れしており、こちらから質問すると何でも気さくに答えてくれます。率直であたたかいオランダ人たちとのふれあいもぜひお楽しみください!
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オランダという国は日本でもよく知られていますが、オランダ料理となるとあまり馴染みがないもの。「何かあったかな」と首をかしげている人も多いかもしれません。 しかし、そんなオランダにも驚くほど美味しい、それも日本人好みの味があったのでご紹介しましょう。貴重なその料理の名前は「ハーリング」、市場や露店などで手軽に味わえる魚料理です!
海外旅行に行くのに必ずチェックしておきたいのは、観光の移動手段。電車やバス移動はどこでも一般的ですが、オランダに行くなら自転車移動が便利です。
オランダのお土産と言えばチーズ。有名なのはセミハードタイプのゴーダチーズとエダムチーズですが、そのほかにもハードタイプのチーズなど持ち帰りにも便利なものが多く、お土産としてもおすすめです。