宮殿広場 ツアーとアクティビティ

宮殿広場 フィーチャー 遺跡 と ストリート シーン
サンクトペテルブルクの建築の中心地といえる広場。美術と歴史の要所でもあります。

宮殿広場はサンクトペテルブルクの主要道路との接続もよく、ロシアを代表する建物が石を投げれば当たるほどの距離に集まっています。建築美の魅力からは逃れられません。いさぎよく降参して、ロシアを象徴する建物を眺めながら数時間を過ごしませんか。

カルロ ロッシが設計を手掛けたこの広場は 1829 年に完成しました。長い年月の間には、歴史的事件の舞台にもなりました。武器を持たないデモ隊が虐殺された 1905 年の血の日曜日事件や、1917 年のボルシェビキによる冬の宮殿襲撃事件などです。

広場に到着したら、まずは冬の宮殿を見学しましょう。1762 年に建設された豪奢な緑と白の建物には 1,057 室の部屋と 1,945 枚の窓があります。かつての女帝エカテリーナの住まいは、今では広大な国立エルミタージュ美術館として充実したコレクションを所蔵しています。

ロシア帝国旧参謀本部へ歩いていきましょう。これも印象的な建物です。大きな黄色いアーチをくぐると、サンクトペテルブルクのメインストリート、ネフスキー大通りに出ます。旧参謀本部は軍の建物でしたが、現在では国が所有しています。美しい翼棟が広場の端から端まで伸びているので見逃すはずもありません。

広場の東側にある旧海軍省のファサードと庭園も必見。高くそびえる風見は市内を見守っています。今ではサンクトペテルブルクのエンブレムのようなものです。現在は海軍兵学校となっているため一般公開されていませんが、庭園は晴れている日には絶好のピクニック スポットです。

広場の中心部にはもう一つ重要なランドマーク、アレクサンドルの円柱が立っています。高さ 47.5 m、重さ 599,994 kg という巨大な柱ですが、1834 年の建立時には 2 時間足らずで立てられたという驚きの記録が残っています。これはナポレオンを撃退したアレクサンドル 1 世を記念して立てられたものです。円柱の頂点に立つ天使像は、アレクサンドル 1 世の顔をモデルにしたと言われています。その下にはノヴゴロド公オレーグの盾、アレクサンドル ネフスキーの兜、アレクサンドル 1 世の胸甲といったロシアの権力の象徴が円柱を飾っています。

宮殿広場はネフスキー大通りと地下鉄ガスチーニィ ドゥヴォール駅から歩いて行ける距離にあります。広場に面した名所の中には入場が有料のところもあります。

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