ニーダーザクセン州立博物館には、美術、考古学、歴史、民俗学などさまざまな分野の展示があります。また、魚や爬虫類を含め、たくさんの種類の動物を飼育しています。多様なテーマについて学べる博物館は、子供連れにぴったりです。
ニーダーザクセン州最大のこの博物館は、州内で最も来客者数の多い博物館でもあります。美術コーナーには、中世から現代までの作品がそろっています。レンブラントやルーベンスなどの巨匠の作品も収蔵しています。
目先を変えて、自然史コーナーで巨大な恐竜の化石を観察してみましょう。このコーナーには自然の生態を再現した環境もあり、約 2,000 匹の動物に出合えます。子供連れなら、この地方の魚や、外来の魚、両生類、爬虫類や昆虫を観察するのがおすすめです。
剥製の展示をじっくり観察。リューネブルガーハイデと呼ばれる荒れ地、北海、ハルツ山地など、ニーダーザクセン州に生息する生き物の生態系を知ることができます。先史時代コーナーでは、開拓、埋葬の風習や霊的信仰まで、人類の 20 万年の歴史が展示されています。ニーダーザクセン州の湿地で発見されたミイラも見どころです。
民族学コーナーでは、世界中から集めた 14,000 点もの展示があります。メキシコやペルーの古代文化は特におすすめ。さまざまな時代や国から集められた硬貨のコレクションが見応えがあります。
博物館は、火 ~ 土曜日の午前中から夕方まで、木曜日はさらに遅くまで開館。入場は有料。団体には割引料金が適用されます。金曜日の午後は入場無料です。
ニーダーザクセン州立博物館は、ハノーファーの歴史地区から少し南にあります。U バーン (地下鉄) でハノーファー エギディエントア広場駅まで行き、南に数ブロック歩けば到着。ハノーファー劇場や、新市庁舎 (ノイエス ラートハウス) などの近隣の観光スポットや、周囲のマシュパークにもぜひ足を運んでみましょう。