タヒチ島の西海岸にある港町パペーテ。めずらしい黒真珠の産地として有名です。街中には黒真珠のショップが建ち並び、真珠美術館でも美しい黒真珠が販売されています。フランス領ポリネシアの首都であるパペーテで、マーケットの散策やカテドラルの見学など、街歩きをお楽しみください。
真珠博物館では、養殖の過程や歴史などを学ぶことができます。真珠について、科学的そして生物学的に学ぶことができる貴重な博物館です。ゴールド、シルバー、ブルー、グリーンなど、見る角度や光によって美しく色調が変化する様子を観察してみましょう。博物館やパペーテ市内のショップで、旅の記念に黒真珠のアクセサリーを探してみてはいかがですか ?
フランス領ポリネシアは、ノニ、パンの実、スターフルーツ、サワーソップなどの、熱帯地方特有の果物の産地としても知られています。パペーテ マーケットには、これらのトロピカル フルーツがよりどりみどり。大型の屋内マーケットでは、様々な手工芸品も売られています。手工芸品やフレグランスオイルはお土産に大人気。値切り交渉も旅の楽しみのひとつです。
観光に疲れたら、ブーゲンビル公園のバンヤン ツリーの木陰で一休み。トロピカル フルーツや地元の魚料理を持って、タヒチの伝統的なピクニックをお楽しみください。公園のブランコは子供たちに大人気です。
フレンチ コロニアル様式の美しいパペーテ市庁舎は必見。鮮やかな色調のファサードや、街のシンボルである時計塔をご覧ください。手入れの行き届いた庭園ではじっくりリラックスできます。タヒチでも特に古いカテドラル ド リマキュレ コンセプシオン (無原罪の御宿りの聖母大聖堂) は、ゴシック様式とコロニアル様式が溶け合った名建築で、1800 年代にフランスがこの島に与えた影響が如実に表れています。
1966 年 7 月 2 日広場では、フランス領ポリネシアが核に突き付けられた激動の歴史を学びましょう。ひっそりとした公園では、30 年にわたる核実験について記された記念碑があります。
パペーテのファアア国際空港から市内中心部までは、車で約 15 分。年間を通して温暖なパペーテですが、12 月と 1 月の雨季は避けたほうがよいでしょう。パペーテのウォーターフロント周辺のランドマークを訪れ、鮮やかな色合いと魅力的なアロマのカーニバルを体験してみませんか。