クタは、バリの最南端に近い観光におすすめの町です。バリの人々に「繁華街」と呼ばれるほど観光地化が進み、島でも重要な商業地となっています。かつては静かな漁村であり、オランダの植民地でもあったこの地は、20 世紀になって世界各国の投資家により注目され、夢のバカンス先として変貌をとげました。クタのビーチは滞在中欠かせない必見エリアですが、このほかにもショップや文化的スポットなど、訪れたい場所は多々あります。サーフィンや海水浴、日光浴にはまずクタ ビーチへ。有名なバリの夕日を眺められる最高のロケーションです。クタの南部へ小旅行を企画し、ひっそりとしたジンバラン ビーチでリラックスしてみましょう。落ち着いた雰囲気の中、現地の漁師たちがその日の漁を陸揚げする様子を眺めることもできます。クタ中心の郊外にあるバジュラ サンディ記念碑を訪れるのもおすすめ。この記念碑の内部は、インドネシアの重要な歴史的事件を物語る博物館になっています。クタの市街地に戻ったら、免税店クタ スクエアへショッピングに繰り出してください。周囲には宗教遺跡や伝統的なバリの建築物も集まっています。アメリカ風のファースト フード店もありますが、美味しいインドネシアの米料理や軽食もぜひお試しあれ。 子ども連れなら、ウォーターボム バリをはじめとするテーマ パーク各種は欠かせません。また、クタ シアターで上演されるバリ文化の喜劇やイリュージョン ショーも必見。所要時間は 1 時間ほどです。クタのテロ追悼モニュメントは、観光客でいっぱいだったバーに仕掛けられたテロリストによる爆撃の犠牲者を慰霊するものです。この惨劇から 10 年以上の時を経て、クタは発展し、それまでと同様ナイトライフを楽しめる場所となっています。ただし犯罪は頻繁なので、持ち物や出される飲み物には注意してください。この点を除けば、クタは大変親しみやすい町で、多くの人々がのどかなバカンスを楽しんでいます。クタから国際空港へは車でわずか 15 分ほど。市内は徒歩でも、乗り合いバスの「ベモ」でも簡単に回れます。自転車やオートバイをレンタルするなら、事故が多発しているため、プロテクター装具をお忘れなく。
活気に満ちたクタでは、ビーチでゆったり午前中を過ごした後に伝統的な見所やモダンなアトラクションを楽しむことができます。年々、バリのこの地区を再訪するリピーターは増加しており、リラックスしたバカンスを快適に楽しんでいます。