トルコ南西部に位置する人気の街マルマリス。石畳の旧市街やヤシの木が並ぶ遊歩道、日光浴やウォータースポーツができる小石の多いビーチなどで知られるリゾートタウンです。
マルマリスは、活気に満ちた大きなリゾートタウン。青い海と松の木が茂る山々に囲まれています。現代的なマリーナを散策し、美しい旧市街でオスマン帝国時代の城を見学。長く延びるビーチではウォータースポーツが楽しめます。
この地域の歴史にも注目。マルマリスの現在の主な収入源は観光ですが、かつては違いました。人々が世界中を観光するようになるずっと前から、この港町はエーゲ海と地中海の貿易の要衝として栄えました。15 世紀半ばまでには、街一帯はオスマン帝国の支配下に入っていました。
勾配の急な旧市街を散策しながら、マルマリスの歴史に触れましょう。何世紀もの歴史を持つ建物が建ち並ぶ旧市街は、港周辺の現代的なエリアとは対照的です。旧市街にそびえるように建つマルマリス城。スレイマン 1 世によって 1522 年に建てられました。城壁周辺を散策してから、城内のこぢんまりとした博物館へ。歴史的な文化財や出土品が収蔵されています。グランドバザールもマルマリスの見どころの 1 つ。衣料品やじゅうたん、土産物、宝飾品などを扱っています。ここでは値段交渉が前提です。
観光に疲れたら、水着でマルマリス アーバン ビーチへ。お気に入りの場所を見つけるには早めに行きましょう。きれいで透明な海で海水浴ができます。マルマリス アーバン ビーチにはマルマリスロングビーチが隣接しています。約 10 km に渡って続くこのビーチを縁どるように、カフェやバーが並ぶ遊歩道が続いています。さらに南に向かうと、イチメレルビーチがあります。パラセーリングなどのウォータースポーツに挑戦してみましょう。
伝統的なハマムと呼ばれる公衆浴場でトルコ式のリラクゼーションを満喫するのもおすすめ。16 世紀に作られたスレイマニエハマムは、マルマリスでも特に古いハマムです。ハマムは、カップルまたは家族連れでのみ利用できます。
マルマリスは、トルコ南西部の「ターコイズ海岸」と呼ばれるエリアに位置し、ギリシャのドデカネス諸島にも近い距離です。マルマリスに行くには、飛行機でダラマン空港を利用。ロードス島にはフェリーで 1 時間弱で行くことができます。