エブルーはフランスでも特に長い歴史をもつ都市であり、大聖堂が置かれていることから、宗教的に重要な地として知られています。1,000年近い歴史をもつゴシック建築の大聖堂、ローマ時代の遺跡、川沿いの散歩道など、この町は見どころ満載です。
エルブーの町の歴史は、この地域がジュリアス シーザーに支配されていた古代ローマ時代にまで遡ります。数世紀にわたり、エブルーの人々はバンダル、ノルマン人、イギリス人により侵略から町を守り続けてきました。第 2 次世界大戦時に空襲を受けたため、市内中心部のほとんどは戦後に復興されたものです。
まずはノートルダム大聖堂へ向かいましょう。複数の塔と華麗なファサードをもつ 11 世紀建造の壮大な建物は、町でもっとも重要なランドマークです。大聖堂の南側には主教座があります。15 世紀の建物です。中は美術、歴史、考古学博物館となっており、中世の美術品や家具、遺跡からの発掘品などが展示されています。聖タウリン教会で、美しいステンドグラスと、銀の祭壇もご覧ください。
市内も郊外も緑豊かです。フランソワ ミッテラン公園を散歩したり、Miserey 城のバラ園で寛いだりするのも、ステキな時間の過ごし方です。イトン川沿いや森、市の郊外ではハイキングやサイクリングをお楽しみください。エルブーから約 32 km 離れたジヴェルニーには、フランスでいちばん人気ある庭園と言っても過言ではない、モネの庭園があります。市から南東方向に 8 km 弱行ったところにある Gisacum のガロ ローマ遺跡も興味深い場所です。日帰りで出かけてみては。古代ローマの宮殿や劇場、浴場の跡を探索することができます。
ビストロでフランス料理のディナーを食べた後は、La Scène Nationale Évreux でダンス ショーを観るのはいかがですか。市内の文化施設では、一年中、何かしらのパフォーマンスが上演されています。
エルブーはノルマンディー地方の東部にあります。パリから約 96.5 km 離れています。首都パリから鉄道を利用すれば、1 時間以内で到着。市内での移動は徒歩、公共交通機関、レンタカー、自転車で。壮麗な教会と美しい自然があるエルブーは、ぜひ訪ねていただきたい観光都市です。