ワラジャン カルチュラル センターでは地元のアボリジニの文化を学べます。アートを鑑賞できるほか、冷たいお飲み物を楽しむことも可能です。ワラジャン (ブタバナガメ) の形を取り入れた円形型のデザインも必見です。
カカドゥ国立公園は、先住民族の神聖な場所とされています。力強い肥沃な大地が特徴的なこの公園には、Murumburr、Girrimbitjba、Wargol、Bininj などの先住民族が居住しています。センターでは、先住民族の歴史に関する展示もご覧ください。
入り口付近では、「Six Seasons of Kakadu (カカドゥの 6 つの季節)」の展示が行われています。6 月の寒い季節「ワールゲン (Wurrgeng)」から 12 月の雨季「グジューグ (Gudjewg)」まで、季節ごとの先住民族の生活を学ぶことができます。例えば、8 月の「ガールン (Gurrung)」は、ガチョウ、ヘビ、ナガクビガメなどの狩猟の季節とされています。
センターでは狩猟方法に関する展示もお見逃しなく。各先住民族の領地、血筋、先祖代々伝わる物語などを学べるセクションもあります。また、展示を鑑賞しながら、ヨーロッパからの移民が先住民族に与えた影響についても知ることができます。
ギャラリーでは、カカドゥ、アーネムランド、キャサリン出身の画家による作品が展示されています。運がよければ、センターのスタジオで作品の撮影をすることも可能です。すべての作品は館内で販売されています。
センターの展示を鑑賞した後は、カフェで冷たいお飲み物や軽食を楽しみながらひと休みしましょう。近くのビデオルームでは、先住民族のアートにまつわるビデオが放映されています。ギフトショップでのお土産探しもお忘れなく。
センターの近隣エリアでも先住民族について学ぶことができます。ノーランジーや Naguluwurr では赤土の崖に刻まれた壁画があり、先住民族の当時の生活を垣間見ることができます。
ワラジャン カルチュラル センターは、クーインダ ロッジから 1 km (0.6 マイル) です。ジャビルーから四輪駆動車またはツアーバスでアクセスできます。ワラジャン カルチュラル センターは年中無休です。