ベルギーの芸術家に興味のある方には特にお勧めの観光スポットです。ベルギー王立美術館は 4 つの美術館から構成されており、ベルギーで最も重要かつ膨大な 6 つのアート コレクションを収蔵していることで知られています。メインとなる美術館は、絵画から彫刻、素描など様々な手法を用いた芸術作品 2 万点以上を所蔵。ギャラリーの上階には古典美術館、8 階からなる地下階には 20 世紀から 21 世紀の作品を収めた近代美術館があります。
古典傑作コレクションは、数多くのフランドルの有名な画家達の作品が充実しています。ヨーロッパ最大のフランドル コレクションと名高いこの美術館は、ルーベンスやブリューゲルの手による世界的に有名な古典の傑作の数々をひとめ観ようと、いつも数多くの観光客でいっぱいです。更に美術館の地下階には、地下 8 階建ての近代美術館が広がっています。近代美術館には、ベルギーのコミックや巨大な彫像などの常設展示品を数多く収蔵。常設の他にも、この美術館には常に海外からの特別展や仮設展示なども数多く開催されています。ベルギーを代表するこの王立美術館では、世界各国を巡る著名かつ大規模な展覧会も数多く開催しています。
3 つある小さめの美術館には、コンスタンティン ムニエやアントワーヌ ヴィールツ、そしてルネ マグリットなど世界的に著名なベルギー出身のアーティストたちの作品が所蔵されています。マグリット美術館はメインの美術館と同じ敷地内にありますが、ムニエおよびヴィールツのコレクションは、メインの美術館から数 km 離れた建物にあります。
興味がある方は、是非インフォーメーション デスクでオーディオ ガイドをリクエストしてみましょう。複数言語に対応しています。美術館内を歩きまわりながら、有名な作品の製作秘話や歴史についてじっくり学ぶことができます。
ベルギー王立美術館は、ブリュッセルのダウンタウン地区、クーデンベルク宮殿の近くにあり、アクセスは車あるいはメトロがお勧め。周辺には有料の路上パーキングスペースもあります。ベルギー王立美術館は 1 月 1 日および 2 日、5 月 1 日、11 月 1 日 および 11 日、そして 12 月 25 日は閉館しています。わずかながら入園料がかかります。