静かな松島中央公園は散策にぴったり。遊歩道沿いには彫刻があり、動物が飼育されているエリアもあります。人工の水路の横には美しい芝生が広がります。間近には高層ビルが立ち並び、不思議なコントラストを生み出しています。2009 年に完成したスタイリッシュなシティパークは、大都会仁川のランドマークとなっています。
2001 年、仁川では埋立地を中心に松島国際ビジネス地区の建設が始まり、住むにも仕事をするにも、さらにはレジャーにも適したサステナブルな多機能エリアを目指して開発が進められました。41 ヘクタールの松島中央公園は、その重要な部分となる憩いの場所です。住民や旅行者と一緒に公園の散策を楽しみましょう。周囲の文化施設に足を延ばすのもおすすめです。
公園のハイライトの 1 つは海水の運河。日傘の付いたカヌーを自分で漕いでも良いし、快適なウォータータクシーや小型クルーズボートに乗るのも良いでしょう。
周囲には超現代的なビルがいくつも建っていて目を引きます。3 つのボウルが水に浮かんでいるようなトライボウルは、文化イベントのためのスペースです。対角線のデザインとアトリウムが特徴の松島 G タワーには、IFEZ (仁川経済自由地域) 当局の事務所があります。このビルの 29 階からは街中を一望できます。
公園から通りを渡ってコンパクト スモール シティへ。ここには、仁川の歴史に関する映画が上映されている 5D シアターや街の模型があります。すぐ隣には旅行者案内センターがあるので、訪れてみましょう。レンタル自転車で公園の周囲を巡ることもできます。松島には 50 km にわたるサイクリングロードが整備されていて、松島コンベンシアや、ミチュホル公園、ヘドリ公園などにもつながっています。
公園には、環境に優しいさまざまな工夫が取り入れられています。運河の流れは、風力タービンによって作り出されています。また、駐車場を地下に設けることで炭素排出量を減らし、できるだけ大気を汚さないように配慮されています。ほかにもソーラーパワーや海水の利用、雨水の貯蔵など、自然を巧みに利用した設計がいたるところに見られます。
松島中央公園は仁川市中心部の南西に位置し、いつでも無料で入場できます。