広々としたスペースを誇るホセ アントニオ ラボルデタ公園。40 ヘクタール以上の広さがあり、サラゴサで一番大きな公園のため、パルケ グランデとも呼ばれています。公園には緑が多く、植物園や噴水、モニュメントがあり、大きな道も通っています。
サン セバスティアン通りを行けば、装飾的な噴水があったり、きれいに整備された生け垣やバラの茂みがあったりします。この道が公園のメイン通り。フランスのベルサイユにある壮大な庭園の影響を受けています。
12 世紀の王であるアルフォンソ 1 世の巨大な像を見に行きましょう。この大理石でできた像の台座には、街のシンボルである銅製のライオン像があります。像の近くには高台があり、そこからは公園内や街の景色がよく見えます。リンコン デ ゴヤに寄りましょう。スペインの画家、フランシスコ デ ゴヤの没後 100 周年を記念して建てられた合理主義の建物です。公園のその他の見どころとしては、ファウンテン オブ ネプチューンや、ベネズエラ軍リーダー、シモン ボリバルのブロンズ製胸像があります。
次は植物園へ。その入口には池と水力時計があります。中では、アラゴン地方原産の草木や針葉樹、低木を見ることができます。
公園の中には、サラゴサ博物館の分館が 2 つあります。その 1 つ、アルバラシン ハウスには、先史時代から 20 世紀までの地域の陶器が展示されています。もう 1 つのピレニアン ハウスには、民俗学関連の展示があり、伝統的な衣装などを見ることができます。どちらの建物も無料で入場できます。
楽しいアトラクションや施設は、公園の中にも周囲にもまだあります。カフェやスケート リンク、自転車レンタル、子供用遊び場、子供電車なども、ぜひご利用ください。
ホセ アントニオ ラボルデタ公園は、サラゴサの南部にあるラ ロマレーダ地区にあります。街の中心部からは約 2 km です。公共交通機関で行くこともできるし、自分で車を運転していくこともできます。敷地内に駐車場もあります。この緑豊かな公園は、いつでも無料で訪れることができます。