レマン湖のほとりに浮かぶパキス浴場では、旅の疲れを心身ともに癒すことができます。癒し効果のあるお風呂、気持ちのいいマッサージ、おいしい食事、レマン湖を一望するすばらしい景色を楽しみに、1 年中地元の人や観光客が押し寄せる人気の施設です。
パキス浴場の桟橋が最初に作られたのは 1800 年代のこと。その後 1890 年に市営の入浴施設に生まれ変わりました。現在、この史跡はジュネーブで最も人気のある施設の 1 つとしてにぎわいを見せています。
浴場で楽しめることは夏と冬で少し異なります。暑い夏には、まぶしい太陽の下で横になって体を小麦色に焼いたり、レマン湖の冷たい水で涼をとったりしましょう。そのあとは、ハマム (トルコ式蒸し風呂) をご利用ください。熱い部屋と冷たい部屋でリラックスし、すっきり爽快な気分になれます。冬はトルコ風呂や蒸し風呂、サウナで、凍えた体を温めてください。
どの季節に訪れても、パキス浴場自慢の極上のマッサージは必ず受けることをおすすめします。リフレクソロジー、深層筋マッサージ、指圧をはじめとする豊富なメニューからお好きなものを選んで、疲れた体に元気を取り戻しましょう。心静まる時間を過ごしたければ、一日のはじまりにここで開かれる太極拳のクラスに参加されてはいかがですか。
おなかが空いたら、浴場併設のレストランへ。おいしい食事と居心地のいい雰囲気で定評のある、ジュネーブ切っての人気を誇るレストランです。朝は軽めの朝食で一日をはじめ、寒い夜は熱々のフォンデュで体を温めましょう。また、レストランからはジェッドー噴水やサン ピエール大聖堂を見ることや、周りの湖畔の風景を楽しむことができます。ディナーのあとは、浴場の桟橋に出て、一面に広がる息をのむようなジュネーブの街の夜景を写真に収めましょう。
パキス浴場は少額ですが有料です。何度も訪れるなら、割安の入場パス (有効期限あり) を購入した方がお得です。マッサージと太極拳のクラスは別途料金が発生し、事前予約が必要です。パキス浴場は街の中心部に位置し、徒歩または頻繁に運行されているバスで、あるいはレマン湖の南側から出ている水上タクシーで簡単に行くことができます。