ワット プラ シンは 14 世紀に創建された仏教寺院で、プラ シン仏像を祀っていることで知られています。寺院の境内内にはいくつかのコーヒー スタンドがあります。安らかな雰囲気が漂う庭園や歴史的な建物を、時間をかけてじっくりとご覧ください。
こじんまりとした集会堂ウィハン ライ カムまで歩き、数多くの言い伝えが残るプラ シン仏像を鑑賞しましょう。毎年 4 月に行われるソンクラーン (水掛祭り) の際、人々はこの仏像を通りに担ぎ出し、水を浴びせます。
金泊張りの天蓋と堂内をきらびやかに飾る黄金の彫刻にもご注目ください。ラーンナー王朝様式のモザイクが美しい建物も鑑賞に値します。1820 年代に制作された壁画に託された物語の解読を試みては。寺院に付属するホートライ図書館を訪ねて、赤と白に塗り分けられた外観を撮影しておきましょう。天使の浅浮彫と漆喰のパビリオンが、目立った特徴です。
八角形の基部を持つ仏塔は、この寺院の中心的建物です。仏塔の近くには、寺院内最大の建物である集会堂ビーハン ルーアンがあります。高く赤い屋根と白い柱にご注目。中に入ると黄金と銅を使ったプラ チャオ トン ティップの仏の座像を観ることができます。
寺院にはおよそ 700 名の僧侶がいますので、そのうちの何人かと言葉を交わしてみてください。英語を話す僧がいるかもしれません。僧侶たちはしばしば、子供や地域住民と交流の機会を設けています。敷地内には、食べ物や飲み物を売る屋台が何軒も出ています。タイの祝日と仏教儀式がある日、寺院は特に混雑します。
主要な建物内に入るには入場料がかかります。寺院の見学は、早朝から夕方の早い時間まで可能。
ワット プラ シンはチェンマイ北部の歴史地区の西部に位置しています。チェンマイには、この他にもターペー門、ワット チェン マン、城壁と堀に囲まれた広場にある三王像などの見どころがありますので、そちらにも足を運んでください。