14 世紀に建てられた塔をくぐり抜けて、スイス最古の街の旧市街へ出かけましょう。
オーバー門は、中世にクールの街の要塞として使われ、今も残る 3 つの塔の 1 つです。4 階建ての建物は現在、旧市街の南西の出入口として使われています。
塔に近づいてこの魅力的な建物をよく見てみましょう。上に向かって狭くなっており、時計の文字盤があります。アーチをくぐって、その壁に刻まれている絵をじっくり観察。前世紀に作られた絵には、旧市街の景色も描かれています。
塔のアーチをくぐり抜けた先は、車が乗り入れできない別世界。石畳の通り、古代の路地、歴史ある建物が続きます。旧市街の舗道を歩いて、800 年の歴史がある聖母マリア被昇天大聖堂へ。聖マルティン教会にも行ってみましょう。この敷地には 8 世紀に初めて教会が建てられましたが、火災で破壊され、現在の建物の大半は 15 世紀に再建されたゴシック様式の建築物です。旧市街のお店やブティックを見て回ったり、歩道沿いのカフェでコーヒーや軽い昼食をいただいたりしても良いでしょう。
街には他にも、ゼンホーフ塔とマルティーズ塔の側防塔があります。堂々とした造りのマルティーズ塔は、かつて火薬庫として使われていたことからパウダー タワーとしても知られています。
クールの旧市街へは、オーバー門を通り抜けて行くのがおすすめ。オーバー門は、クールのどこからでも簡単にアクセスできます。車の乗り入れはできませんが、街の歴史地区のすぐ外側にメーター制の駐車場があります。バスやトラムで行くこともできます。この中世の塔を始めとする、旧市街の歴史的名所から新市街の人気の見どころまでは、徒歩圏内です。新市街では、ロープウェイでブラムブリュエシュ山まで登ったり、5,000 年前の暮らしの痕跡が保存されているローマ遺跡のシェルターを見学したりしましょう。