コンスタンツ湖の湖畔に位置する美しい街。メロヴィング朝時代の要塞や優美な広場、風光明媚なブドウ畑などが魅力です。
メーアスブルクを一度訪れると、すぐにこの街の虜になってしまいます。絵葉書のような城の後ろの丘にブドウ畑が広がり、街には歴史を感じさせる建築物が並びます。コンスタンツ湖の静かな湖岸も、メーアスブルクの魅力の 1 つ。湖からボートで街に入れば、かわいらしい街並みが一層記憶に残るでしょう。
メーアスブルク城旧城の伝説をたどってみましょう。起源は 7 世紀にまで遡ると言われる城塞。メロヴィング朝の国王ダゴベルト 1 世により建設されたと言われています。城の内部にある多数の部屋を利用した要塞博物館で、城の歴史を知ることができます。夏の夜には、この城で中世の音楽の演奏会が開かれます。
旧城を見た後は、ピンク色が美しいバロック様式の新城へ。領主司教の邸宅として使われていた建物です。内部では、18 世紀の建設当時のフレスコ画が見られます。内部は博物館になっており、当時のここでの暮らしを紹介しています。
メーアスブルクには、街と湖を見渡せるスポットもあります。旧城前の広場、Mollplatz で一休みしたら、Friedrichshöhe の展望台からパノラマビューを楽しみましょう。ドイツ アルプスを背景にしたメーアスブルクの街並みは、息を飲むようなすばらしさ。
ブドウ畑を回って、おいしいワインを試飲してみましょう。この地方はピノ ノワールのワインが名産。街のワイン酒場でも飲めますが、ブドウ畑に行けば、ブドウの栽培の様子も見ることができます。Rieschen や Chorherrnhalde は、メーアスブルクでも有数の景色の美しいワイナリーです。
ボートで、コンスタンツ湖の対岸に浮かぶマイナウ島に行くこともできます。小さな島の中に、さまざまな植物が見られる庭園、バロック様式の城、蝶の館と見どころがいっぱい。島をぐるっと歩けば、すばらしい湖の眺めが楽しめます。
メーアスブルクは、コンスタンツ湖の北岸に面した街。湖からも、陸からもアクセスできます。湖岸の他の街からボートや列車を利用しましょう。メーアスブルクは、冬以外の季節はいつでも楽しめますが、特におすすめなのは秋。ワインのベスト シーズンです。