立地◎
歴史、経験、おしゃれさ◎
設備△
◎
•ヒースロー空港から電車で一本のグリーンパーク駅が最寄り駅。さらにそこから徒歩二、三分という好立地。
またウェストエンドからも近いので、ソワレを見た帰りでも人通りの多い道を歩いてすぐ帰れます。
女性だけでも安心です。
•内装や家具はすばらしく、一目見た瞬間心踊ります。化粧室レストランパームコートちょっとしたソファ、階段、カーテン、全てが可愛らしく、また重厚で、シティ真ん中でお城に迷い込んだかのようです。
•スタッフさん方はどなた様も本当にとてもお優しく、フレンドリーで、サービス精神に溢れており、楽しく素敵な方々ばかりでした。
徹底的に王族のように敬ってほしい方には向かないかもしれませんが、私は嬉しかったです。また皆様にお会いしたいです。
△な点
•最後に会計で支払いはポンドか日本円かを選べますが、絶対にポンドにしましょう。日本円にすると手数料が取られます。
仮にもリッツなら(おそらくカード会社と結託した)そんなせこい真似はせず、堂々と高潔でいてほしいです。
•多くの方が仰っているように、設備、特に水回りは清潔ですがは心もとない。シャワーの出は悪く、浴槽は浅めです。
また洗面台には一輪白いバラが活けられており、そのお心遣いにとても嬉しくなったのですが、ちょっと痛んで茶色くなっていました。
一人旅なので一番お手頃かつ狭い部屋を選んだというのももちろんあるでしょうが、それでももう少し頑張っていただいてもバチは当たらないのではないかと……。
やはり若い女一人が一番安い部屋に泊まる。ということで裏ではある意味舐められていたのでしょうか?(※前述の通りホテルのスタッフさん方は皆様とても優しく、素敵な対応でした)
スウィートルームなどはそこらへんもバッチリなのですかね?
•またこのくらいのレベルのホテルならコテや爪切りなどちょっとマイナーめの道具の貸し出しもよくやってらっしゃいますが、ここは無いです。必要な方は持って行きましょう。(
※この点は評価には影響しません)
【総合】
高級で綺麗な完璧にサービスが行き届いたホテルで敬われ快適に過ごしたい。という気持ちで行くホテルではありません。
もしそちらが目的なら、もっと安い値段で適したホテルがたくさんあると思います(実際シャワーの出だけなら2千円で泊まったホステルの方が上)
歴史と経験、見目麗しさにお金を払いましょう。ホテル王セザール•リッツが直接携わったリッツはパリ、マドリード、そしてロンドンのここだけだそうです。その勉強代です。
古城や美術館に、あちらのご厚意で泊めていただく。という気持ちで行くホテルです。リッツ様に泊めていただくのです。敬意を忘れずに、ドレスコードを守って行きましょう。
ちなみにロンドンリッツのオーナーの奥様は日本人だそうで、日本製らしい調度品がちらほら見えました。素敵です。