オールド スピタルフィールズ マーケットは、イースト ロンドンにあるヴィクトリア様式の建物内にあるマーケットです。広大な敷地を網羅する、ロンドンでも最大規模の屋内マーケットで、ファション、アート、クラフト、フードなどのセクションに分かれています。洋服やお土産、食品などを買う際は、店のオーナーと価格交渉をするのがおすすめです。
それでは、赤いレンガ造りの建物正面の大きなアーチを通り抜けてマーケットへ入りましょう。1876 年造のヴィクトリア様式の典型的な建物です。毎日、マーケットには様々な店が出店し、目玉商品やお買い得品を売っています。ジュエリー、ビンテージものの洋服、帽子、子供用品などいろいろなものがあります。
マーケットの中心エリアには、期間限定の店が営業しており、外側には常設の店が並んでいます。エレガントな店構えのコスメ ショップで化粧品やヘアケア用品を買いませんか。ファッションを扱う店でセール品を探したり、インテリア ショップで家具類を眺めたり。マーケット内にはクリーニング店まであります。
レストランもありますから、食事もマーケット内で。多様な文化が入り混じるこのエリアにふさわしく、リアル グリーク (Real Greek)、ラス イグアナス (Las Iguanas)、カフェ カリビアン (Café Caribbean)など、国際色豊かなレストランやカフェからお選びください。
マーケットの歴史について知るのも興味深いものです。1638 年にはすでに市場が立っていたそうですから。国王チャールズ 1 世は、当時はロンドンのはずれの田舎町だったこの地域に精肉、野菜の販売許可を下しました。1991 年、果物と野菜の販売がレイトンのニュー スピタルフィールズ マーケットに移ったことをきっかけに、マーケットの名称に「オールド」が付け加えられることとなりました。
マーケットへの入場は無料。ショップ、レストランは毎日営業していますが、マーケットが全面的にオープンするのは木曜日から日曜日です。週末は特に混みあいます。期間限定のビンテージ フェアや古レコード セール、アフリカン マーケットなどのスペシャル イベントも開催されます。
シティ オブ ロンドンの東にあるマーケットに行くには、鉄道またはロンドン地下鉄でリバプール ストリート駅下車。所在地はタワー ハムレッツ 区。おしゃれなバーがあるショーディッチからなら南の方向にしばらく歩いてください。