ケアラケクアは、ビッグ アイランドの愛称で親しまれているハワイ島の西海岸にある小さな村です。東側にはマウナ ロアやポハク ハナレイといった火山があり、南西方面には風光明媚なケアラケクア湾があります。ケアラケクア湾を訪ねて、熱帯魚やサンゴが生息する美しい海の世界をご覧ください。海辺には、重要な歴史名所もあります。
ケアラケクア湾は、村はずれに突き出した岬に護られた美しい入り江です。湾内は海洋生物保護区となっており、徒歩、ボート、カヤックのみが進入を許されています。幹線道路から入り江までのトレイルは、徒歩で1 時間ほどかかります。途中、火山岩や背の高い草が茂る草地を過ぎて行くと入り江に到着します。シュノーケリングの道具、充分な飲料水、歩きやすい靴は必須。
きれいな海でシュノーケリングやスキューバ ダイビング、カヤックをお楽しみください。熱帯魚の群れを観察しましょう。運がよければ、海面を飛び跳ねるハシナガイルカを目にすることもできるかもしれません。
18 世紀にジェームズ クック船長がハワイ島に最初に上陸した場所には、ケアラケクア湾州立歴史公園と歴史的モニュメントがあります。クック船長が上陸した場所には、白いオベリスクが建っています。船長は上陸からおよそ 1 年後、この近くで命を落とました。湾の東側には、ハワイの神様ロノを祀ったヒキアウ ヘイアウがあります。
ケアラケクアに戻って、コナ ヒストリカル ソサエティーとコナ コーヒー リビング ヒストリー ファームで、開拓者たちが残した歴史遺産を見学しましょう。この博物館には、19 世紀初頭の牧場生活について今に伝える、興味深い展示品が収蔵されています。ハワイでもっとも高く評価されているコーヒー農場にまつわる歴史についても深く知ってください。
ケアラケクアの村はコナ地域のカイルアから南に 16.5 km 行ったところにあります。湾に行くには、村から南東方向にさらに 9.9 km 進んでください。