イコー デ ロス ビノスには世界で最も大きくて古いドラゴン ツリーがあります。海に囲まれた渓谷にある、美しい町を訪ねてください。テネリフェ島の歴史的ワイン産地のひとつでもあります。
16 世紀に建設されたイコー デ ロス ビノスは、テネリフェでも特に古い町のひとつです。周辺の渓谷における、ぶどうやバナナなどの果物栽培により町の経済は潤い、人々は豊かな生活を享受しています。イコー デ ロス ビノスでは、様々な種類の白、ロゼ、赤ワインが生産されています。地元のワイナリーでワインのテイスティングはいかがですか。
町最大の見どころは、パルケ デル ドラゴと呼ばれる古いドラゴン ツリーです。ドラゴン ツリーの樹液は空気に触れると赤く変色し、かつては治療薬や染料として使われていました。幹の直径 20 m、高さ 17 m、重さ 150 トンの大木。樹齢 3,000 年以上とも言われていますが、最近は実際のところ 800 ~1,000 年程度と推測されています。
サン マルコス教会近くの広場からドラゴン ツリーを見ると、同じ木でも、また違って見えるものです。サン マルコス教会は美しいバロック様式の建物で、内部には高さ 2 m の銀の十字架があります。
町の郊外には、世界最長クラスの火山トンネルのひとつエル ビエント洞窟があります。18 km 超の長さがある洞窟は。近くにあるピコ ビエホの噴火により 2 万 7,000 年以上前に形成されたものです。ガイド付きの洞窟ツアーに参加すれば、地下トンネル内を探検することができます。洞窟以外にも、古い農場や山麓の丘、松の森などがツアーの行程に含まれています。
イコー デ ロス ビノスは、テネリフェ島の北西部に位置しています。サンタ クルス、プエルト デ ラ クルス、プラヤ デ ラス アメリカスからバスでアクセスできます。イコー デ ロス ビノスのバス停は市の中心部から北東の方角に少し行った場所にあります。