グスタフ アドルフ広場で、19 世紀から 20 世紀の建物を見学するほか、マルメ屈指の夏のフェスティバルに参加したり、クリスマス マーケットでお土産にフェア トレード製品を買い求めたりしてみてはいかがでしょう。1804 年に作られたこの広場は、グスタフ 2 世アドルフにちなんで名づけられました。この王が街の古い城壁を取り除いて新たな地区を築くことが決めた際に、その中心としたのがこの広場です。
建築ファンの方なら、広場内に立ち並ぶ建物の素晴らしさに気づかれることでしょう。広場の北側にあるフランス風ルネッサンス様式の白しっくい塗りの家屋をじっくりとご覧ください。地元では「リビエラ」と呼ばれています。建物の多くはレストランやカフェとなっており、広場に面したテラスがあります。広場の南側にあるヴァルハラ宮殿も、ぜひお見逃しなく。1901 年にスウェーデン建築家アルフレッド・アルウィディウスが設計した宮殿です。宮殿に隣接しているのは、1938 年に建てられた「トリゲフーセット (安全な家)」と呼ばれる近代的な建物です。
この広場は、街を挙げて行われるマルメ フェスティバルのメイン会場の 1 つです。音楽の生演奏、専門家の企業相談、自転車修理のワークショップ、写真展など、さまざまなプログラムをお楽しみください。どのイベントも無料で参加できるこのフェスティバルは、毎年 8 月に開催されます。マルメ フェスティバルの公式ウェブサイトですべてのスケジュールをご覧いただけます。
12 月には、クリスマス マーケットの露店でこの広場は埋め尽くされます。フェアトレードやリサイクル製品のクリスマス プレゼントを買い求めたり、オーガニックの食べ物や飲み物を味わったりしてみませんか。
フェスティバルの時期やホリデー シーズンの人混みを逃れて、ガムラ シルコゴーデン (旧墓地) を訪れるのもいいでしょう。ここには、マルメに住んでいた著名人の多くが眠っています。この墓地は、グスタフ アドルフ広場とクング公園を結んでいます。
グスタフ アドルフ広場は、市内中心部に位置しており、マルメの主要な観光名所から歩いてすぐの場所にあります。クング公園とキャッスル パークのどちらからも徒歩で 10 分もかかりません。広場には、ストートリィ広場からトリアンゲルン ショッピング センターまで、2 ㎞ (1.2 マイル) の歩行者専用の商店街が通っています。パーキング チケット制の駐車場をご利用いただけますが、数が限られています。多くの公共バスが広場の東側に停車しますので、こちらをご利用ください。