賑やかな橋の下を散策しながら、地元の人に愛される石造りのトロルを見に行きましょう。
オーロラ橋のたもとには、シンボル的な存在のフリモント トロルがいます。ここは人気の撮影スポットで、巨大なトロルと一緒に写真を撮ろうと多くの旅行者が訪れます。
1930 年初頭にオーロラ橋のたもとに建造されて以来、トロルにまつわる神話や噂話はつきません。橋の下のスペースに設置するアートのコンテストで、現地の人々に選ばれたのがこのトロルでした。トロル像の建造は 1990 年に完了し、ティーン向けの映画『恋のからさわぎ』に登場以降はさらに有名になりました。
5 m の高さを誇る鉄筋コンクリート製のトロルは、まるで地面から這い出てきたような迫力。トロルの手には、頭上の道路で捕まり破壊された車があります。長い髭と地面まで伸びるもじゃもじゃの髪の毛、悲しげな口、光る片目が特徴的なトロルは必見です。
トロルは見るだけではなく、巨大な腕を通って頭まで上ることも可能です。耐久性のある素材で作られており、触ったり、上ったりすることができるアート作品になっています。トロル像に絵を描くことには世間の反発があるものの、時折洋服が着せられたり、チョークで絵が描かれたりすることがあります。
毎年 10 月 31 日には「Troll-o-ween」が開催され、トロルにちなんだコスチュームに身を包んだ人々で賑わいます。参加者はフリモントの他のイベントに参加する前に、この橋のたもとに集まります。過去にはこの場所で演劇「Shakespeare on the Troll」が行われたことも。
フリモント トロルは、レーニン像のすぐそばに位置するオーロラ橋の北側のたもとに設置されています。周辺の通りではパーキングの利用が可能で、徒歩 5 分圏内には複数のバス停があります。