レイキャビクの現代的なランドマークであるハルパコンサートホール アンド カンファレンスセンター (Harpa Concert Hall and Conference Center) で、その卓越したデザインと施設を見てみましょう。2011 年にオープンしたこの現代的な建築施設では、リサイタル、パフォーマンス、展覧会、会議などが行われています。ツアーバンドのコンサートや、地元アーティストによる展示などをここで楽しんでみましょう。すべての施設を案内してくれるガイドツアーに参加してもいいし、海岸通りを歩きながら個性的な建築物を気ままに見て回るのも楽しいですよ。
ハルパの洗練されたデザインは、世界的な芸術家オラファー エリアソンの下、デンマークの Henning Larsen 設計会社とアイスランドの Batteríið 設計会社が連携して建築されました。レイキャビクの海岸通りからコンサートホールに向かうと、建物に連なっている幾何学状のガラスパネルが目に入ってきます。アイスランドの美しい大自然の風景と北極光、そして建物の幾何学的なデザインが織り成す視覚的調和には目を奪われるばかりです。
建物の中に入ると、ガラスをふんだんに使ったインテリア、港をたたえる水が鏡写しのようになっている景観を楽しむことができます。ハルパの美しいコンサートホールでは、アイスランド交響楽団 (Iceland Symphony Orchestra)、アイスランドオペラ (Icelandic Opera)、レイキャビクビッグバンド (Reykjavík Big Band) などの地元ミュージシャンの音楽が演奏されています。
4 つあるコンサートホールのインテリアを見るだけなら、リサイタルやパフォーマンスの予約をする必要はありません。ガイドツアーに参加して、いつもは関係者しか入ることのできないエリアに入ってみましょう。バックステージからハルパのメインコンサートホール Eldborg のステージに上り、スポットライトを浴びることもできるかも。ハルパの建築の経緯をガイドから聞いたり、建物のインテリアや外観を写真に収める時間もたっぷりあります。
ハルパ探訪の終わりに、コンサートホールにあるカフェ、レストラン、バーで余韻に浸ってみてはいかがでしょうか。パフォーマンスを見た後は、豪華な食事やバーの豊富なワインリストがあなたを待っています。ハルパには、北欧とヨーロッパのデザイナーの作品を扱うとても楽しいギフトショップや雑貨屋もあります。
ハルパのガイドツアーは約 45 分間で、英語で提供されています。パフォーマンス、展覧会、ガイドツアーのチケットは、1 階のチケット売場で販売しています。ハルパの地下 1 階には、旅行者のためのインフォメーションセンター、ガイザーランド (Geysirland) があります。現地でのイベントやツアー、宿泊、レンタカー、観光情報などを提供しています。レイキャビクの海岸通りに来たらハルパに寄るのもお忘れなく。シーサイドレストランやショッピングエリアもあります。