フランス領バスクにある海岸の街ビアリッツは、サーフィンが盛んなビーチ、歴史的建築物、受賞歴のあるレストラン、美術館、博物館など、多彩な魅力が詰まっています。ビアリッツは 1100 年代には小さな漁村でしたが、20 世紀に入る頃にはヨーロッパの王族やハリウッド スター御用達の行楽地になり、現在では家族連れ、サーファー、建築マニア、グルメ ファンの波も加わってにぎわうようになりました。
ビアリッツの海岸線はビスケー湾に沿って 6 km (3.7 マイル) 延びています。コート デ バスクは、非公式ながらフランスにおけるサーフィン発祥の地。その特別な場所でサーフィンの上達に励んだり、海沿いのカフェでリラックスしたりしてみませんか。新しいサーフィン スポットを開拓したり、グラン プラージュの豪華ホテル「オテル デュ パレ」といった歴史的名所を見て回ったりしましょう。人混みを避けてマルベラ ビーチを訪れたり、波の穏やかなプラージュ デュ ポール ヴューでお子様が水遊びする様子を眺めたりして過ごすのもおすすめです。
ビアリッツの古い港、旧港付近には主だった見どころがいくつも集まっています。数百年来漁業が営まれてきた地域ポール デ ペシュールで伝統的な漁師の作業小屋を見学し、海の博物館で多様な海の生き物たちと捕鯨の歴史に触れたら、手近な歩道橋を渡って聖母の岩へ行き、聖母子像と見事な夕日を眺めましょう。
ビアリッツの海岸は散歩に最適です。ポール ヴューから 25 分も歩けばビアリッツ灯台で、この灯台の展望台からは、極めて美しいフランス領バスクの海岸を眺望できます。
ビアリッツは、素晴らしい食事を楽しめる土地でもあります。市内にはミシュランの星付きレストランが数件ありますが、もっとカジュアルなお食事の選択肢も豊富です。レ アール屋内市場に並ぶ青果やチーズの屋台を回ったり、プラネット チョコレート ミュージアムのツアーに参加して手作りのお菓子を味見してみたりするのも一案です。
博物館といえば、アジアティカ東洋美術館やビアリッツ歴史博物館もおすすめです。
ビアリッツへは空路が便利で、ビアリッツ アングレ バイヨンヌ空港から市街中心部までは車で 10 分ほど。市内の移動は徒歩または無料のシャトル バスが便利です。リラックスした雰囲気ですぐに旅人の緊張を解きほぐすビアリッツは、週末旅行にも夏のバカンスにも最適です。