西インド諸島のセントクリストファー (セントキッツとも呼ばれる) 島には長い歴史があり、活気ある都会的な港として栄えるバセテールはその中心です。英仏統治時代の面影を残すスポットを巡り、ビーチサイドのレストランでディナーを楽しんだら、手つかずの自然が残る島を散策しましょう。
セントクリストファー島の南西の海岸に沿って、バセテール中心街の大通りは碁盤の目のように広がっています。多くのショップが軒を連ねるセントラル ストリートとリバプール ロウの間の大通りを歩くと、港の中心的存在である独立広場にたどり着きます。ベイ ロード沿いのレストラン街では、美味しいシーフード料理を食べながら、美しい海を眺めることができます。
ペリカン モールでは、ブティックで買い物を楽しみ、コーヒーで一息入れることも。職人の手による工芸品や可愛いお土産を探すなら、アミナ クラフト マーケットやパブリック マーケットがおすすめ。
カリブ海で最も古い街に数えられるバセテールは、1620 年代にこの島に定住したフランス人によって造られました。植民地としての搾取だけでなく、過去数十年の間には自然災害にも苦しめられましたが、振興、復興事業によって今でも数々の歴史的建造物が残っています。建物正面の円柱の装飾が美しい総督官邸は、歴史の重みを漂わせます。フェアビュー グレート ハウス & ボタニカル ガーデンの手入れの行き届いた庭園を散策するのもおすすめ。
また国立博物館では、島の植民地戦争について知ることもできます。また島の生産物の歴史を展示するスプーナーの綿繰り工場や、セントキッツ シュガー ファクトリーへは、日帰り旅行が可能。
神聖な処女降誕聖堂を見学したり、セントジョージ英国教会で堂々たるゴシック様式の塔に圧倒されたりするのもよいでしょう。バークレー記念時計塔で写真撮影もお忘れなく。装飾が美しい時計の下には、涼しげな噴水があります。
セントクリストファー島の気候は温暖で、年間を通じて入り江にある砂浜を楽しめます。バナナ湾までドライブして、ヤシの木の下でリラックスするもよし。近くのコックルズヘル湾はきれいな白い砂浜が 3 km ほど続き、散歩にもうってつけです。スノーケリング、釣り、バードウォッチングのツアーに参加して、爽快な自然を肌で感じることもできます。
バセテールへは、国際空港に空の便で入るか、またはクルーズ船で港から入ることもできます。バセテールの中心街は徒歩で回れますが、周辺の地域ではバスかタクシーを利用しましょう。
街を歩き回った後は、セントクリストファー シーニック鉄道に乗って、島の緑豊かな渓谷や草原に足を延ばしてみましょう。日が暮れたら、フリゲイト湾のビーチサイドでクラブ音楽に身を任せ、ナイトライフを楽しめます。