「ブレーメンの港」として知られるブレーマーハーフェンは、ノルデンハムを流れるヴェーザー川に面した立地に大きく影響を受けてきました。1827 年に小さな島の住人が創設したこの街は、新興の街となり成長を続け、ヨーロッパ最大のコンテナ港にまで拡大しました。
ブレーマーハーフェンの重要な海事の歴史は、オーバーシーズ ハーバーをはじめとする市内の観光名所で感じることができます。ドイツ海事博物館では、先史時代、ローマ帝国時代、中世の時代の展示を見学できます。近代の航海、潜水艦、軍艦、漁業、捕鯨、マリンスポーツ、その他さまざまなテーマについて展示されています。館外に出ると改装された港があり、3 本マストの帆船、タグボート、U - ボートなど、古い船が数多く並んでいます。
「セイル ブレーマーハーフェン」のフェスティバルも開催されます。このイベントはブレーマーハーフェンの海事史を称えるもので、大型船や観光客が世界中からやって来ます。 ボートや潜水艦を十分に堪能したら、ブレーマーハーフェン臨海動物園に向かいましょう。園内にはかなり広い水槽もあり、ホッキョクグマ、ペンギン、アザラシなど、北極圏の海洋生物が見られます。
ダウンタウンから歩いて 10 分ほどのドイツ移民センターでは、インタラクティブな展示を通して、ドイツの移民の歴史に触れられます。クリマハウスでは、ブレーマーハーフェンが位置する東経 8 度上で、緯度の違いによって見られる気候の変化が学べます。スライド式のガラス屋根付きの眺めが良い遊覧船で、港のツアーに出かけてみませんか。
目抜き通りに向かって、ショッピングや食事も楽しみましょう。歩行者天国で、小さなショッピングセンターや有名ブランドのチェーン店などが軒を連ねています。このエリアでは、地元で獲れたシーフードをメインに扱うレストランが多く見られます。
ブレーマーハーフェンには、ブレーメンやハンブルクから楽に行くことができます。ドイツの北西部にあるこの街は、周辺の小さな町へ向かう際の拠点にもなります。