50 年以上の間、米国と国交を断絶していたキューバ。ハバナには時間が止まったかのような街並みが今も残ります。歴史が息づき、独自の文化を残しながら、急速に近代化が進むこの魅力的な街へ出かけませんか。
ビンテージ カーや馬車に乗ってハバナ旧市街を探索開始。1900 年代初めに建てられた歴史的な見どころを見学しましょう。カピトリオは、1950 年代終わりにキューバ革命が起きるまで国会議事堂として使われていました。大きなドームが特徴の建物は、アメリカの国会議事堂がモデルです。
国立美術館は 1953 年に建てられた堂々とした建物。17 世紀から現代までのキューバの美術品が収蔵されています。北へ 5 分ほど歩いて、革命博物館にも行ってみましょう。フィデル カストロ、ラウル カストロ、チェ ゲバラがゲリラを率いてバティスタ政権を倒すにいたった理由や、革命直後の様子についても紹介されています。
ハバナ港とエントラダ運河沿いを散策したら、大聖堂広場へ。サンゴ石が使われている大きなバロック様式の大聖堂が立っています。ビエハ広場近くのカフェで音楽を聴きながらランチをいただきましょう。エンパナーダ、シーフード、豆とライスを使った伝統的なキューバ料理などが楽しめます。常夏のカリブの夜にはカクテルがお似合いです。ダイキリやモヒートなど、地元のラムをベースとした絶品カクテルで気分も盛り上がります。仕上げは、タバコ好きなら本場キューバ産の葉巻。甘い物好きならフランがおすすめです。
観光客にも地元の人にも人気のスポットがキューバ アート ファクトリー。元々食用油工場だった場所で、アートや音楽、食べ物、ドリンクが楽しめます。美しい海を望む湾沿いのマレコンは、にぎやかな遊歩道。夕日を見るのに絶好の場所です。若者たちが、夜中浮かれ騒いでいます。
ハバナは、キューバ島の北端にあります。ホテルはすぐ満室になるので、早目に予約することをおすすめします。ハバナの国際空港まで飛行機を予約する際は、最新の海外安全情報などを確認しましょう。