ドゥギ・オトク島南部へ向けて航行。ここは、ラテン語の “Telagus”(3つの湖の意)に由来するテラシュチカを海が抱く場所である。
船上で本を読みながらくつろいだり、デッキで日光浴をしたり。道中、絵のように美しい地中海の風景を楽しむことができる。セーリングに興味があれば、船長とおしゃべりして、古代の船の秘密を聞いてみよう。
テラシュチカ自然公園到着後、泳いだりシュノーケリングを楽しんだりする自由時間。散歩に出かけ、臆病なロバにおやつをあげよう。公園内にはロバ保護区があり、沿岸(またはディナール)ロバはクロアチア固有の品種である。現在、テラシュチカには14頭のロバが暮らしており、地域全体には動植物が生息している。
この公園には、広いエリアの中に3つの小さな湾がある。テラシツァは、アドリア海東岸で最大かつ最も保護された天然の港である。この島には5つの小島があり、中でもタルジュリッチの小さな岩板は特別である。
公園の南西部にあるミール湖まで進む。湖の塩水は、湖と海を結ぶ地下水路に由来する。この地域で行われた考古学的発掘調査から、この場所に最も古い時代から人が住んでいたことが判明している。
帰りはステーネ(別名「悪魔の崖」)へ。海から61メートルまでそびえる垂直の崖に驚嘆する。北西のムストロヴィツァ岬から南東のヴェリ・ヴルヒの斜面まで広がっている。