ベルリン中央駅から徒歩10分のところにある自然史博物館は、ドイツで最も重要な博物館のひとつです。本物の植物、動物、化石、鉱物、隕石、自然のままでは保存できないものの模型など、3000万点を超える標本のコレクションは圧巻です。

自然史博物館の見学では、世界で最も背の高い恐竜の骨格標本やその他のユニークな化石を見ることができます。宇宙と太陽系の歴史について詳しく学ぶことができます。地球上の生物の進化を探検し、想像しうるあらゆる生物を表現した見事な生物多様性の壁に圧倒されることでしょう。

絶滅した動物種のいくつかを後世に残した博物館の剥製専門家の技術と才能に驚嘆することでしょう。隕石コレクションは天文学的に重要な発見を物語り、地球上の鉱物コレクションは世界の全鉱物の約4分の3を紹介します。そして最後に、現在進行中のデジタル化の取り組みを体験していただきます。博物館の将来計画によると、科学的に貴重なコレクションをより利用しやすくし、国際的な知識の伝達を可能にするとのことです。