リスボン市内のホテルでガイドと合流し、ファティマ、バターリャ、ナザレ、オビドスを訪れます。

エアコン完備のミニバンに乗り込み、リスボンから北へ115kmほど走ると、1917年に聖母マリアが出現した後に発展した街、ファティマに到着します。ファティマ聖域では、信者であろうとなかろうと、毎年何百万人もの巡礼者を迎えるこの偉大なスピリチュアリティの場所で無関心になることは不可能です。1917年に3人の羊飼いの子供たちに聖母マリアが出現したという伝説と、ポルトガルで最も崇拝されるようになった、ファティマの聖母について学びましょう。

さらにバタルハへ移動し、ポルトガルで最も優れた後期ゴシック（14世紀）建築の例であり、ユネスコの世界遺産に登録されているバタルハ修道院を訪れます。この修道院は、1385年にカスティーリャ軍と戦ったアルジュバロタの戦いを記念して建てられたもので、本来の名前は「勝利の聖マリア修道院（Mosteiro de Santa Maria da Vitória）」です。

ナザレは魅力的な海辺の町で、地元の漁師が海で獲れた新鮮な魚を水揚げしています。昼食（各自負担）でこの新鮮な魚を味わう機会をお見逃しなく。その後、ナザレの伝説と、1182年にポルトガルの騎士ドム・フアス・ルピーニョ（おそらくテンプル騎士団員）が濃霧の中、鹿狩りの最中に100メートルの崖から転落した際に、聖母マリアが奇跡的な介錯をして命を救ったことを学びます。この場所に礼拝堂が建てられました。現在、ナザレはビッグウェーブ・サーフィンの中心地としても知られ、2011年には史上最大の波（24メートル）の記録を保持しています。

古代の城壁に囲まれたおとぎ話のような中世の町、オビドスで一日を終えましょう。白壁の家が立ち並ぶ石畳の通りを歩き、職人の店を訪ね、有名なginjinha リキュールを味わいましょう。かつてポルトガルの女王が所有し、今なお時を超えた魔法を守り続ける町の魅力を感じてください。

太陽が沈む頃、ポルトガルを形作った奇跡、戦い、遺産の物語を胸に、快適なドライブでリスボンへ戻りましょう。