骨のように見えるファサードから地元の人にはカサ デル オソス (骨の家) という愛称で呼ばれているカサ バトリョは、アントニ ガウディが手掛けたもので、バルセロナの中心にある一度は訪れたいモダニズムの象徴です。内部の明るい空間に足を踏み入れたら、SmartGuide の音声ビデオを手がかりに、有機的建築の形状、ステンド グラスの窓、印象的な特徴を見出してください。

優雅なパセジ デ グラシアを歩いてカサ バトリョに着いたら、しばらくその建物のモザイク状の概観や骨のような形のバルコニー、椎骨のような細部などをご覧ください。そして正面外の列を迂回して中へ向かいつつ、SmartGuide を取り出してください。この便利な装置の画面では、映像と拡張現実技術を利用して、バトリョ家の人たちがこのユニークな空間で暮らしていた様子や、奇妙で変わった形の部屋にどのような家具が設置されていたかを視覚化してくれます。

空間のデザインと建築家アントニ ガウディ自身の生涯について、巧みな解説に耳を傾けながらこの 20 世紀の傑作建築を巡ってみましょう。居住用のフロアや窓がいっぱいの屋根裏、華美な彫刻と巧妙に作られた天窓のある見事な階段の吹き抜けを歩いていきます。屋上テラスでは、神話の登場人物を表した精細なパターンの煙突を写真に収めるのもよいでしょう。その後、広い主階段を降りて過去への旅は終わります。