聖ブラス礼拝堂の簡単な紹介からツアーを始め、ベルナールとクリスティアンのファン・ブルストン兄弟が制作したフランドル・タペストリー・コレクションの一部が展示されている視聴覚室へ。タペストリーにはポンペイウス・マグヌスの歴史が描かれている。また、この部屋には英語で字幕が付けられたビデオもあり、塔の建設とその歴史が紹介されている。このビデオ・ディスプレイは2019年にリニューアルされ、3Dアニメーションや大聖堂内の映像、さらに特殊効果で来場者を驚かせる3つの大きな壁面に8分間にわたって投影される。
ビデオの後は、鐘をつく人とその家族がどのように暮らしていたかを映し出すために保存されている鐘つき人の家に向かう。そこには、フランドルのタペストリーの残りと、マドリッドのプエルタ・デル・ソルに似た時計の仕掛けがある。
鐘を鳴らす人の家から鐘楼に向かい、190段の階段を登って頂上に着く。市内で最も高い展望台から眺める景色は格別だ。ツアーは鐘楼の頂上で終了する。