自然の中で一日を楽しく過ごしたい、でもサラエボ市内からあまり遠くには行きたくないという方にぴったりなのが、トレベヴィッチ山でのショート・ハイキングです。スロートラベルの楽しさを体験し、自然の中で一日を過ごしましょう。サラエボの街は山に囲まれているため、地元の人々や旅行者が一日中屋外で過ごすなら、トレベヴィッチ山がおすすめです。市街地から最も近い山で、ケーブルカーで20分もかからずに山頂に到着します。というのも、第14回冬季オリンピックの際、ボブスレーのコースを見に多くの観光客が訪れたからです。世界13のボブスレーコースのひとつであるこのコースは、今日まで人気が衰えることはないでしょう。ある意味、人気があるのは確かですが、アスリートではなく、それをキャンバスにしてさまざまなグラフィティを描くアーティストたちです。
基本情報
ツアーはサラエボの旧市街からスタートし、ケーブルカーに乗って観光を楽しみます。トレベヴィッチ山の頂上に着くと、ピノ・ホテルから旅が始まります。そこから森の小道を通り、トリ・ブダラサ泉の澄んだ水が湧き出るいくつかの天然温泉を通り抜けます。小休憩の後、トレベヴィッチ山の尾根に沿って旅を続け、そこから山頂に向かって登ります。この地点の標高は1629m。
山頂に到着すると、街の魅惑的なパノラマが広がります。この山は、地元の人々にとって最も身近な山であり、しばしば「サラエボの肺」というニックネームが付けられるほど、重要な位置を占めています。帰りはオーストリア・ハンガリーの旧道を下ります。ボスニア紛争の前線や塹壕、廃墟と化したオリンピックのボブスレーコースも見ることができるのがポイントです。知識豊富なガイドが、サラエボとボスニア・ヘルツェゴビナの人々を襲った戦争とその影響、そしてその余波についての洞察と物語をお届けします。市内への帰路は、地元のマハレ地区をご案内し、地元の人々の日常生活について学びます。
このツアーの目的は、ハイキングだけでなく、持続可能な旅行を推進し、二酸化炭素排出量を削減することです。この素晴らしく爽快なハイキング・アドベンチャーにご参加ください!