かつては活気ある港町として栄えたタンリン。現在ではのんびりと時が流れ、趣があるこの村を散策しながら半日を過ごしてみませんか。ヤンゴンの外れにある、きらびやかなパゴダを訪れます。そのほか、川の中州に立つパゴダやサザンパイアイ修道院の学校を巡ります。
古くはシリアムと呼ばれていた風光明媚なタンリンの町まで、バゴー川に沿って 50 分の船旅をお楽しみください。かつて主要な港町として栄え、シリアムを支配したポルトガル人の冒険家フェリペ デ ブリトー イ ニコテのほか、フランスの東インド会社もこの街に拠点を構えました。
町に到着したら、小さな木製のボートに乗り込みましょう。ヤンゴン川の支流の小島に建つ、きらびやかなイェレー パゴダと呼ばれる風変わりな仏塔に向かって船を走らせていると、水中に亀がたくさん泳いでいるのに気付くでしょう。船を降りたら、そのきらびやかなパゴダの中に収められている、ビルマの仏舎利や絵画、彫刻を鑑賞しながらパゴダを見て廻ります。
そして、川べりに戻り、岸辺にある野外市場をぶらぶら見て歩きながら過ごしましょう。市場で地元の買い物客や農産物や工芸品を売っている売り子たちとのおしゃべりを楽しんだり、丘を登ってチャイッコウ パゴダまで足を伸ばしたりしてみるのもおすすめ。丘の上からは町を一望できます。2,000 年以上も前に建てられた印象的な建造物、黄金の仏舎利塔とパゴダに別れを告げます。
ヤンゴンへ戻る途中、サザンパイアイ修道院にも立ち寄りましょう。地元の人々の出資で建てられたこの学校は、僧侶たちによって運営され、貧しい子どもたちの学び舎となっています。