エフェソスは、現代のトルコ、セルチュク近郊にある古代都市。ローマ帝国で最も重要な都市のひとつであり、世界で最も保存状態の良い古代都市のひとつとされています。エフェソスでは、セルシウス図書館、ハドリアヌスの神殿、大劇場、テラスハウスなど、保存状態の良い遺跡を見学することができます。聖母マリアの家や聖ヨハネ大聖堂もエフェソス近郊にあり、キリスト教徒に人気の巡礼地です。テラスハウスでは、モザイクやフレスコ画(壁画)、セントラルヒーティングの最初の例を見ることができます。
アルテミス神殿は別名アルテミシオンとも呼ばれ、古代世界の七不思議のひとつ。トルコの古代都市エフェソスにあり、ギリシャ神話の女神アルテミスに捧げられていました。この神殿は、古代世界で最大かつ最も印象的な建造物のひとつとされ、その壮大な規模と豪華な装飾で知られていました。残念なことに、この寺院は火事で焼失し、その後19世紀に遺跡が再発見されました。破壊されたにもかかわらず、アルテミス神殿は古代史の重要な部分を残しており、トルコで最も重要な遺跡のひとつとされています。
聖ヨハネ大聖堂は、6世紀にユスティニアヌス帝によって使徒聖ヨハネの墓の上に建てられました。かつてはコンスタンチノープルのアヤソフィアに匹敵する世界最大級のバシリカとされていました。現在は廃墟となっていますが、身廊や柱で区切られた2つの通路など、その建築的特徴を鑑賞することができます。バシリカはトルコの有名な古代都市エフェソスにあり、キリスト教徒の主要な巡礼地のひとつとされています。
エフェソス考古学博物館は、トルコの古代都市エフェソス近郊のセルチュクにある博物館です。古代コイン、モザイク、彫刻、陶器、碑文など、エフェソスの歴史と考古学に関連する美術品や展示品が多数収蔵されています。この博物館は、エフェソスとその周辺地域の豊かな歴史に興味のある方にはぜひ訪れていただきたい場所で、古代都市の文化、建築、日常生活を包括的に紹介しています。博物館には、アルテミス神殿跡、古代都市の劇場、歴史的なケルスス図書館などの重要な展示品があります。