シミントン家が5世代にわたって所有するキンタ・ド・ボンフィムは、ドウロ渓谷上流の中心にワイナリー、古いワインセラー、ブドウ畑を持つ。敷地内にある博物館を訪れ、敷地内を見学した後は、テラスで自家製のポートワインやワインを味わおう。

ツアーは、敷地、家族、ワインの物語を伝える小さな博物館から始まる。20世紀初頭に撮影されたドウロの写真や資料のコレクションは、キンタとこの地域の歴史を浮き彫りにしている。

その後、3つの葡萄畑散策コースからお好きなコースをお選びください。どのコースからも、周囲の山々の葡萄畑の素晴らしい眺めをお楽しみいただけますが、中には18～19世紀に手作業で造られた枯れた石造りのテラスがあるコースもあります。

途中、ドウロ渓谷で最も重要な建造物のひとつである、1896年に建てられた古いロッジを訪れる。

複雑な屋根の構造を持つこの広大な桶と樽のセラーは、ドメーヌで収穫されたポートワインが川を下ってヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアに運ばれ、さらに熟成されるまでの間、100年以上にわたって使用されてきた。

収穫期には、ワイナリーにブドウが運び込まれ、ラガーレ（桶）でポートワインが造られる様子を見学することができる。それ以外の時期には、ワイナリーが稼働している様子や、他のシミントン家のブドウ畑での伝統的な踏圧の様子を撮影したショートフィルムが上映される。

その後、ドウロDOCテイスティング、ポートワインテイスティング、プレミアムヴィンテージテイスティング、ダウズ・オールド・タウニーズテイスティングの4つのワインテイスティングオプションから選ぶ。それぞれ異なるワインのコレクションを味わうことができる。

テラスに移動し、ドウロ川と周辺のブドウ畑の美しい景色に囲まれてテイスティングをお楽しみください。

キンタ・ド・ボンフィンは、21世紀で最も有名な2つの港の発祥地である：

まず、ダウの2007年ヴィンテージ・ポートは、ワイン・スペクテーター誌で100点満点を獲得した今世紀唯一のヴィンテージ・ポートである。

次に、ダウの2011年ヴィンテージ・ポートは、2014年に同誌の「世界NO.1ワイン」にノミネートされた。