札幌は1869年、明治政府の「北海道開拓史」によって、大規模な大都市に指定されました。明治政府は日本の近代化を進めることに関心があり、豊かな自然資源を持つ北海道にも関心がありました。札幌は北海道の中心都市として急速に発展を遂げ、人口190万人の大都市に成長しました。2017年2月、冬季アジア競技大会の開催地として、札幌は日本の最高峰を紹介する国際都市として、さらに代表的な存在になることに注力しています。宿泊先を出発したら、まずは有名な二条市場を訪れます。札幌の台所として親しまれているこの市場には、旬の魚介類や果物、特産品などが所狭しと並んでいます。
二条市場の後は、地下鉄に乗って「白い恋人パーク」へ。お菓子の魅力があふれるテーマパークで、工場見学はもちろん、北海道を代表するお菓子「白い恋人」そのものも楽しめます。お菓子作りを楽しむだけでなく、貴重なアンティーク・カップの展示など、ブランドと会社の歴史を学ぶこともできます。ホワイト、ブラウン、ブラックなど、チョコレートを楽しむチャンスがたくさんあることは言うまでもありません。ホワイト・ラヴァーズは、イスラム教徒の訪問客に対応するため、新しい祈祷室を開設しました。白い恋人たち」公園の後は市街地に戻り、お昼時にはいつも賑わっている人気ラーメン店「鳳龍」(1958年創業)を訪れます。ここのラーメンは、味噌の旨みが溶け込んだ濃厚なスープで、麺やトッピングとの相性も抜群。特におすすめは、ジンギスカンとラーメンという札幌の2大名物を同時に味わえる「ジンギスカンラーメン」。
昼食後、地下鉄とバスを乗り継いで大倉山ジャンプ競技場へ。大倉山は、1972年の冬季オリンピック札幌大会のスキージャンプ会場としても有名ですが、現在でも多くの国際スキージャンプ大会が開催されています。リフトに乗って標高307メートルの山頂に登ると、目の前に広がる札幌の街と石狩平野を眺めることができます。特に冬は、真っ白な雪がまぶしいほどの絶景を楽しむことができます。標高307メートルの山頂展望台の下は、スキージャンプのスタートライン。ここではジャンパーが走る前の感覚をリアルに体験することができます。スキージャンプ競技場を楽しんだ後、ツアーは宿泊先に戻って終了となります。