鳥のホテルと定義されるヴェンディカーリは、今日、渡り鳥がヨーロッパで最も頻繁に訪れる自然保護区のひとつであり、自然保護の観点からもその重要性は国際的に認められています。
小道を歩けば、地中海のマキに典型的な植物、キャロブ、野生のオリーブ、マートル、そして場所によっては巨大なジュニパス・コッコロンなど、多種多様な植物を観察することができます。
この自然散策路では、大きな泥沼を抜けた後、300年末から400年初頭にかけて建てられたシュヴァーベン地方の古代の塔や、かなりの建造物が残るマグロの罠、今日無数の渡り鳥や定住鳥が訪れる塩田などを見学することができます。
罠の近くには魚の加工工場もあり、ギリシャ人やローマ人が料理の味付けに使った典型的なソース「ガルム」の製造タンクが特徴的です。つまり、本当にユニークな場所を訪れることができる体験ができるのです。