朝は、典型的な湖水地方の田園風景をドライブして、湖水地方で最も美しい場所のひとつ、ターン・ハウズへ。この湖水地方の壮大な一角の背景となるコニストン丘陵とラングデール・パイクを見渡す景色を堪能するために、ここで休憩する機会があります。ターンから下っていくと、周囲の田園風景が目の前に広がり、道路から離れ、なだらかな丘陵地帯をユーデール渓谷に向かって下っていきます。苔むした森の谷間に入り込むと、コニストン水の北端に位置するモンク・コニストンのメインロードに出ます。湖のほとりで小休止し、雰囲気と静けさに浸ってください。その後、海岸沿いを蛇行しながら、ジョン・ラスキンがかつて住んでいた美しいブラントウッドまで登ります。
ブラントウッドでは、向かいのコニストンオールドマンに覆われた湖のパノラマを眺めるのに十分な時間。ブラントウッドは、湖を挟んで写真を撮るのに最適な場所です。この家の下には、湖畔の桟橋へと続く庭の小道があります。湖を見渡せば、フェールズの麓にたたずむコニストンの村。この村に到着したら、ガイドが短いウォーキングツアーにご案内します。
この低地帯を離れ、フェールズに向かうと、驚くほど広大な景色が広がります。リトル・ラングデールは、リトル・ラングデール渓谷にある石造りの家とパブが点在する集落。デールの北側に連なるラングデール・パイクの壮大な景色をご覧ください。下から見ると鋭い岩稜に見えますが、断崖絶壁なのは南側だけで、北側は山脈の親峰であるハイ・レイズまでなだらかに伸びています。
グレート・ラングデールを過ぎると道は変わり、考古学者たちの間では、スティックル山(Pike of Stickle)の斜面で作られ、先史時代のイギリスやヨーロッパ全土で取引されていた、新石器時代の磨製石斧の頭部が出土した場所として知られています。グレート・ラングデールは氷河によって形成された巨大なU字谷で、フェールズから下ってくると、その谷が目の前に広がります。