ツアーはホテルへのお迎えから始まり、ジャカルタの主要なランドマークである高さ132メートルのナショナル・モニュメントへ。ムルデカ・スクエアにそびえ立つ記念碑のてっぺんには、国家の独立を象徴する50キロの金箔でコーティングされたきらびやかな炎がある。記念碑の地下には、先史時代から現在までのインドネシアの歴史を描いた50のドラマチックなジオラマが展示されている。
次に、近くのバティック・ショップを訪れ、古典的なものからモダンなものまで、さまざまなデザインの布地をじっくり見て回る。伝統的な布について学ぶために、ろうけつ染めの展示会を訪れる時間もある。展覧会の後は、ジャカルタ郊外にある広大な遊園地、ミニチュア・パークでインドネシアを旅しよう。園内では、リアルに再現されたインドネシアの島々を散策し、中央の湖を囲むように、33州を象徴するパビリオンが配置されている。各パビリオンは伝統的な建築様式で設計され、選りすぐりの文化財が展示されている。
最後に、園内にある3階建てのバリ伝統建築のインドネシア博物館でツアーを締めくくる。博物館には、インドネシアの現代美術や工芸品、各地の伝統衣装、人形、楽器、仮面などに関する膨大なコレクションが展示されている。