タムダオゴルフリゾートはタムダオ山脈の高地にあり、年間を通して気温が低いです。ベトナムのゴルファーは、熱帯アジアではなく、アメリカ北東部でプレーしているような気分になります。
2007年にオープンしたタムダオゴルフコースは、ベトナムで最高のゴルフコースになるように設計されました。ゴルフコース設計会社のIMGは、自然の土地の輪郭と地元の動植物を利用して、ゴルファーに視覚的な楽しみを提供しました。背景の大きな山々が各ホールを縁取り、アルプスやアディロンダックにいるような印象を与えます。このゴルフコースは、湖や小川が連なっており、ハノイのゴルフコースの中で最も景色の良いコースの一つです。ティーグラウンドとフェアウェイにはシーアイル・パスパラムが使用され、シーアイル2000パスパラムグリーンは滑らかで素早いパッティングを可能にします。様々なレベルのプレーヤーに対応したティーグラウンドがあり、バックティーからは経験豊富なアマチュアからプロゴルファーまで、バッグの中の全てのクラブを使って好スコアを出すことが要求されます。
タムダオでの好スコアの鍵はアプローチショットで、その多くは砲台グリーンで、よくガードされています。パー5の1番ホールは、約200ヤード先のウォーターハザードにショートするか、ロングヒッターは2オンを狙うというユニークなホールです。
ただし、グリーン左手前の巨木は、距離のないショットはすぐに上の枝に引っかかるので要注意。同じように難しいのは、バックナインの2番ホール。全長353ヤードの短いパー4で、四方を池に囲まれ、フリンジが密に刈り込まれた砲台のアイランドグリーンに面しています。このハザードでは、正確なセカンドショットが要求されます。
ドッグレッグのパー5の10番ホールや、美しい打ち上げのパー3の2番ホールも印象に残ります。どちらもグリーン周りのトリッキーなエリアやハザードを避け、正確なショットが要求されます。
オープン当初は、フェアウェイはダブルカット、バンカーは白砂、グリーンとフリンジはクローズカットという素晴らしいコースメンテナンスで、タムダオでのプレーは本当に楽しいものでした。今となっては、コースのコンディションも良くなり、メンテナンスも行き当たりばったり。クラブハウスは荒れ果て、改装が必要です。事前に電話するか、現地のゴルフツアー会社に確認してください。