東長寺では、緑の木々の中に鮮やかな五重塔が建っています。真言宗の開祖、空海が806年に建立。高さ10メートルの大仏がそびえ立ち、訪れる人を包み込みます。境内には福岡市の登録文化財である六角堂という建物もあります。
その後、福岡最古の神社といわれる櫛田神社へ。そこから博多を見守る商売繁盛と長寿の神様は、古くから地元の人々に愛されてきました。博多町家ふるさと館を散策して、博多の19世紀と20世紀初頭に足を踏み入れてみませんか。博多人形、博多ばりこ、博多ヨーヨー、博多音楽など、博多の伝統工芸を紹介。
次は川端通り商店街でショッピング。福岡の人々の生活を支える商店街。新鮮な魚介類をふんだんに使った海鮮丼や、かまぼこ、天ぷらなど、地元の名物料理がお昼休み中楽しめます。
午後は、福岡城のお堀として使われていた歴史的な公園、大濠公園を訪れます。今では多くの水鳥や亀が生息する都心のオアシスとして地元の人々に愛されています。福岡城は1601年から1608年までの7年間で築城され、城壁や城門には当時の面影が残っています。
最後に、140年以上の歴史を誇る博多唯一の酒蔵、石倉酒造百年蔵へ。この蔵の酒の特徴は、フルーティーでフレッシュな味わいと、地元のイチゴを使用していること。搾りたての「新酒」など、ここでしか味わえない地酒もあります。