トリノを出発し、専用バスでサクラ・ディ・サン・ミケーレに向かい、イタリア・アルプスで最も美しい修道院のひとつを体験しましょう。

ウンベルト・エーコのベストセラー小説「薔薇の名前」（ショーン・コネリーとクリスチャン・スレイター主演の映画化）のインスピレーションとして世界的に有名なサクラ・ディ・サン・ミケーレは、ヨーロッパで最も重要なロマネスク建築のひとつとされています。

ピルキリアーノ山の山頂に設立され、ヴァル・ディ・スーザの谷を見下ろし、アルプスの息を呑むような眺望が広がります。大理石の「ゾディアックの扉」（Porta dello Zodiaco）に行くには243段の階段を上らなければなりませんが、頂上からのユニークな眺めは一見の価値があります。

12世紀の気まぐれな「黄道十二宮の扉」を発見し、プッティ（ケルビム）がお互いの髪を引っ張り合っているのをよく見てください。“死者の階段 “と呼ばれる急勾配の石段と、教会の床を支える高さ18メートルの柱、そして “ベルアルダ “の塔に驚嘆してください。トリノへ戻る前に、渓谷と “ヴィア・フランチジェーナ “の素晴らしい眺めをお楽しみください。