田んぼや汽水池の中を約1時間ドライブし、ガイドがカマルグ独特の風景を紹介した後、美しい野鳥公園ポン・ド・ゴウで下車します(入場券付き)。年に自然愛好家の家族によって設立されたバードパークは、カマルグ地方自然公園の中心に位置しています。この地域を象徴する鳥を観察するのに、これ以上の場所はありません。湿地帯や池に沿って、標識のある歩道を歩くと、ピンクフラミンゴを間近に見ることができます。
カマルグは伝統と歴史の国でもあります!再びドライバーと合流し、魅力的な海岸沿いの町、サント・マリー・ド・ラ・メールへ。5月と10月のマリア様の祝日に行われる祝賀行事でフランスでは有名な、印象的な要塞教会「海からの聖母」の建設に至った伝説をご覧ください。5月に開催される祝祭日には、1週間にわたって大勢のロマ・カトリック信者が町に集まります。彼らは守護聖人であるサラの聖遺物を拝むためにここにやってきます。11世紀初頭にさかのぼる教会の内部を見学し、屋上の見張り台からのパノラマをお楽しみください(4€/adult). その後ビーチに向かい、ゴッホの絵画の複製が展示されている遊歩道をのんびり散歩したり、地中海で泳いだりすることができます。シーフード、牛の肉、米など、地元の名物料理を味わうこともお忘れなく(昼食代は含まれていません)。
昼食後、再びガイドと合流し、荒涼とした風景や絵に描いたような農場、牧場、塩沼を通る旅を続けます。ツアーガイドは、カマルグ馬と雄牛を観察し、写真を撮るために途中で停車します。これらの動物はこの地域の文化の根幹をなすもので、闘牛レースや馬にまつわる民間伝承行事に出くわすことも珍しくありません。
アヴィニョンに戻る前に、この地方の見どころのひとつであり、13世紀の城壁都市が見事に保存されているエーグ・モルト(Aigues Mortes)を訪れましょう。1240年、ルイ9世が十字軍の出発基地として資金援助したエーグ・モルトは、塩田と水田に囲まれたどこからともなく現れた町です。その巨大な城壁は、舗装された細い道や小さな広場を囲んでおり、そこで買い物をしたり、地元のおいしいデザートを味わったりすることができます。また、城壁の上を歩けば、隣接する塩沼を見ることができます。