オリンピック発祥の地は、ギリシャ本土のイオニア海を渡ってすぐのところにあります。ザンテ島からフェリーに乗って古代オリンピアへ向かい、何世紀にもわたる旅をお楽しみください。また、魅力的な考古学博物館も訪れます。ガイドの一人、コンスタンティナは、『オリンピアは2,500年以上も前からそこにあり、今でも個人的なオデッセイに向かう途中に必ず立ち寄る場所として感動を与えています。廃墟を歩き回り、過去とのつながりを感じることは特別な感覚です』。

キリーニに停泊した後は、トマト、メロン、綿花の畑が広がる「ギリシャの庭」を通り、古代における最も重要な聖域のひとつへ。オリンピアのライセンスを持つガイドと地元の専門家が、紀元前8世紀にオリンピックが始まった場所をご案内します。ゴール地点や水辺の体育館など、4万5000人の観客がお気に入りのアスリートに声援を送ったスタジアム跡をご覧ください。さらに、iPadを使って遺跡に命を吹き込み、かつての様子をご覧いただきます。

また、オリンピックの炎が最初に灯されたヘラ神殿やゼウス神殿の遺跡も見ることができます。かつてここには、古代世界の七不思議のひとつであるゼウス像がありました。その後、素晴らしい考古学博物館で彫像やブロンズ像のコレクションを見学しましょう。最後にオリンピアの町へ向かい、ランチを食べたり、土産物屋を覗いたりする時間があります。