バッキンガム宮殿のステートルーム

バッキンガム宮殿は、国王陛下のロンドンの公邸として使用されており、現在も現役で使用されている世界でも数少ない王宮のひとつです。

毎年夏、宮殿が公式の場として使用されていないときは、王室の儀式や公式の接待の舞台となる壮麗なステートルームを楽しむことができます。この部屋には、レンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクの絵画、カノヴァの彫刻、セーヴル磁器の精巧な作例、世界最高級のイギリス製およびフランス製の家具など、ロイヤル・コレクションの至宝の数々が飾られています。

バッキンガム宮殿の夏期開館では、華麗なクリスタルのシャンデリアが印象的な、おそらくすべてのステートルームの中で最も美しいとされる「白の応接間」、国賓訪問の際に晩餐会が開かれる「舞踏室」、国王夫妻の戴冠式の公式肖像画の舞台となった「玉座の間」を見学することができます。

また、この夏にはバッキンガム宮殿のボールルームで『王のツアー・アーティスト』を鑑賞することができます。この特別展は、夏のステートルーム・オープニングの一環として開催されるもので、陛下ご自身のコレクションから70点以上の美術品が展示され、その多くが初公開となります。

クラウン・ジュエル・オブ・ロンドン・ツアー

この素晴らしい午後のツアーにご参加ください。エキスパート・ガイドが、ロンドンを代表する2つのランドマークを訪れ、歴史的な旅へとご案内します。午後はテムズ川クルーズをお楽しみください。

セント・ポール大聖堂
午後のツアーの最初の目的地は、ロンドンの象徴。クリストファー・レン卿が35年の歳月をかけて完成させた傑作で、今日では世界最大級の教会となっています。信じられないことに、このそびえ立つドーム型の大聖堂は、1960年代までロンドンで最も高い建物でもありました。

ロンドン塔

ウィリアム・ザ・コンカー（William The Conqueror）による要塞と王宮の建設から始まった約1000年の歴史を探訪してみましょう。タワー」の長い歴史は、投獄、殺人、処刑の歴史です。この塔で最後に処刑されたのは1941年のことで、長年にわたり、スパイ、犯罪者、そして女王までもが、この塔の処刑人の手によって血塗られた最期を迎えてきました。
ロンドン塔には、貴重なクラウン・ジュエル・コレクションもあります。