神殿の谷として知られるアグリジェントで最も古く特徴的なエリアのガイド付きツアーでは、ヘレニズム時代のドーリア式神殿の間をタイムスリップし、世界最大級の壮大な考古学エリアを訪れます。紀元前450年、ルペ・アテネアの丘にドーリア式円柱で高さ120メートルに建立されたヘラ・ラシニア神殿(ユノー神殿)を訪れ、結婚式を祝っていたこの神殿はユノーに捧げられています。少し歩けば、アグリジェントのシンボルのひとつ、アテネのパルテノン神殿に次いで世界で2番目に保存状態の良い荘厳なコンコルディア神殿があります。
紀元前430年までさかのぼりますが、神殿がキリスト教会に改築されたおかげで、現在は素晴らしい保存状態にあります。神殿の正面には、有名なポーランドの彫刻家イゴール・ミトラージが寄贈した、イカロスのブロンズ像があります。イカロスは、父に従わず太陽に近づきすぎたため、蝋の羽を燃やして地中海に落ちてしまいました。アグリジェント最古のドーリア式神殿であるヘラクレス神殿(ギリシャ語でヘラクレス)を見学します。ヘラクレス神殿の名前は、神殿内にある神々の中で最も強く勇敢なヘラクレスのブロンズ像に由来しています。
訪問中は、山椒の木や渓谷の息をのむようなパノラマの景色を見ることができます。この神殿は、元々は古典古代最大の神殿のひとつでしたが、長い年月の間に地震によって損傷を受け、ポルト・エンペドクレの桟橋建設のための採石場として利用されました。寺院の遺跡の中には、高さ7メートルを超えるテラモンの復元や、神格を守るために寺院の外に置かれた巨人の石の彫刻などがあり、その威厳は寺院本来の美しさを想像させてくれます。
チケット入場料別途(当日チケット売り場で購入可)