長野駅をスタートし、善光寺の参拝を含むツアーは華々しく幕を開けます。日本で最も重要な仏教寺院のひとつである本堂は、300年の歴史を持ち、素晴らしい職人技が見られます。日本酒の試飲と昼食のための小休止を挟んで、その日はスノーモンキーが棲家とする温泉浴場と火山渓谷を目指す原始林のハイキングへと続きます。ほんの数センチの距離を歩くサルを間近に見たり、目の前で温泉に入ったり。

ツアー2日目の朝、ツアーバスがお客様を松本までお迎えに上がり、この美しく文化的な街の通りを歩いた後、松本城の頂上まで登ります。400年以上の歴史を持つこの城は、日本屈指の名城とされています。

上高地城を降りると、ツアーバスは日本アルプスの奥深く、息をのむような渓谷、上高地へとご案内します。日本の国立公園の原型のひとつであり、その登録の理由は、素晴らしい自然の美しさとよく保存された環境を見れば一目瞭然でしょう。その後、ツアーバスで高山市内に移動し、翌日に備えて宿泊します。

このツアーの後半は、京都に匹敵するような立派な木造建築が立ち並び、伝統的な街並みが保存されている高山からスタートします。その中にある高山陣屋は、かつて高山にあった将軍の政庁で、現在では日本で現存する最後の建物です。ガイドがこのユニークな文化遺跡を案内しながら、高山の最盛期についての話や情報を聞かせてくれます。

地元のお菓子を食べたり、ウィンドウショッピングを楽しんだりした後、ツアーバスは再びお客様をユネスコ世界遺産に登録された白川郷へとお連れします。白川郷の冬景色は世界的に有名ですが、どの季節も美しいです。

白川郷を後にして、ツアーバスは最終目的地の金沢へと向かいます。翌朝、金沢駅でガイドがお出迎えし、武家屋敷の見学、金沢城での抹茶、金沢のシンボルであるひがし茶屋の芸者街など、金沢を1日かけて散策します。

帰り道、ガイドの案内で、東茶屋の対岸にある、小さいけれども迷路のような、あまり知られていない芸者町、主計町（かずえまち）を通ります。