1 日目
有名なニズワ・スークを訪れるため、まずニズワへ向かいます。この種の施設としてはオマーン最大級。スークの通りでは、毎朝5時から10時頃まで、さまざまな行商人が商品を販売しています。ここでは、魚、肉、野菜、陶器、宝石、手工芸品、土産物などが、数少ない本物の古い市場ホールで売られています。特に興味深いのは、近隣の村々から地元の人たちがロバ、ヤギ、牛、羊、鶏などを売りに来る金曜日の牛市で、サーカス風のオープンマーケットです。

スークの隣はニズワ要塞。この砦は現在博物館となっており、古代の町と周囲の山々の素晴らしい眺めを楽しむことができます。この印象的な要塞の中を歩き回り、多くの部屋、通路、塔を見学することができます。砦は、17世紀半ばからの初期ヨルバ王朝の経済的・軍事的成果を示す建築物です。当時はどんな強力な攻撃にも耐えられるように設計された軍事拠点でした。廊下にも、防御を突破しようとする侵入者を阻止するための罠がたくさん仕掛けられていました。

その後、ジェベル・アクダル山の険しい崖の端にある美しいオアシス、ビルカット・アル・マウズへご案内します。古くからの村落を散策した後、バナナとナツメヤシの大農園を歩きます。それから山道を走ります。渓谷の絶景ポイントに立ち寄った後、ホテルにチェックイン。

ジェベル・アクダルホテル泊

2 日目
アクダールとはアラビア語で緑を意味し、頂上の高原に広がる緑豊かな庭園を見れば、この地名がまさにふさわしいものであることは容易に理解できます。ここでは、山の中腹の段々畑に作られた印象的な果物や野菜の畑を見ることができます。

午前中は、有名なスルタンのバラ園を訪れます。何世紀にもわたり、ジェベル・アクダルのバラ蒸留者たちは、最も早くバラが咲く春の季節を待ち望んできました。アル・アイン、アル・シライジャ、アル・アクールの村々にある人工のテラスは、自生するバラでピンク色に覆われ、地元の蒸留所から出るバラ水の香りが山の空気と混ざり合います。ローズウォーターは蒸留が完了するまで90日間、粘土製の壷に保管されます。バラの収穫期は3月から5月。